JAG07563 六さん 2月22日しんあい農園日記

 

宮崎県小林市から友人 馬場敏郎さんが久留米のレストラン オーナーと来園してくれた。有機野菜などの基準整備が今年の4月からはじまる。要は偽有機が多く、その混乱を是正することが目的だと思うが、馬場さんは以前から真面目に無消毒で化学肥料を一切使わない野菜を、契約農家に生産してもらい、その販売をしている。

彼は農業経験がないのでとにかく畑に足を運んで現場から学ぶ姿勢をもっている。例えば----足立さん、雨の少ない暑い夏にトマトに水を与えるとベト病になるけど、よくよく観察してみると、早朝、朝露がヒビ割れた畑のトマトの細い根についている。あの水分をトマトはとりこんでいるから枯れないんですよ。と教えてくれる。そんな具合で全部現場から学んでおられる。

彼の野菜を多くの方に紹介してきた。そのお礼がしたくて取引先のレストラン オーナーにタマゴの紹介が目的で来園してくださった。感触では、一日数百個のタマゴをお買い求めくださるような気がした。しかし、その根底はタマゴの味もたしかにあるが、わたしが尊敬している鍵山相談役を10年前にお招きして講演会を催されており、つまり、掃除の鍵山さまという信頼がわたしのタマゴの付加価値となった。ご縁の糸の不思議さを痛感した。

もっと驚きは、昨年末にソロプチミスト日本財団からわが宇部掃除が表彰され、そのお祝いを宇部市内のあるレストランでささやかに催した。そのご縁で女性オーナーが宇部の掃除にお嬢さまと参加されるようになった。そのオーナーは浜勝というレストランで手に入れた、何度も読み返しておられる鍵山さまの講演録をバックに入れておられた。そのオーナーを馬場さんの野菜現場と、熊本のオーガニックレストラン ティアにご招待させていただくご案内をしていたが、馬場さんたちと会話をしている最中に電話がかかり3月7日と決まった。そばに馬場さんがいるのいで確認は早かった。

午後から下関の配達に出た。今回は農園の鶏を4羽処理業者に持ち込んだ。わたし自身がよく味わってみる時期がきていると判断したので、食べられるように処理していただきたいとお願いした。同時に長男を10日ばかり処理技術習得を目的に、来月あずかってもらうようお願いした。そうそう鶏一羽はお世話になっている井辻社長にも宅配させてもらわねば。

01/02/23(金) 05:38 六さん(JAG07563)


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