JAG07563 六さん 2月28日しんあい農園日記

 

小雨の一日だった。でも一ヶ月前の雨とちがい身体の芯まで冷えるような、指先が痛いほどの寒さはない。地面は一面の茶色であったのに、いつのまにかあちこちに緑の新芽が息吹いている。待望の春は近い。

午後、タマゴをおろして萩市に向かった。萩市で掃除に学ぶ会がはじまろうとしている。以前に3回ほど会が催されわたしも参加したが、それ以後立ち消えになっていた。しかし、ご縁をいただき河村隆子さんが宇部に参加をされるようになり、地元萩で運動をおこしたいと願われていた。

わたしは、この会は一ヶ所で大勢で派手にする会より、小規模でも点在しているほうがより中身が濃くなると思っている。そういう意味からも、河村隆子さんと榎谷さんがすでに班のリーダーができるほどの内容になっておられるので「萩でできるといいですね」と申し上げた。

最初に掃除を立ち上げられた世良真名夫さんも、キヌヤさん主催の益田掃除に学ぶ会に何度か参加をされ再構築を願っておられた。

「機が熟す」とはこういうものかもしれない。奇しくも3人の願いがひとつになったのがきょうの会合である。当然のようにキヌヤからは岡崎さんが駆けつけてくださった。どう萩市の掃除を動かしていくかを2時間じっくり検討できたと思う。

われわれ、外からの支援も当然させていただくが、なによりも萩の方が小人数でもいいから掃除の会に何度か参加をされ、ただきれいになればいいという掃除ではないことを知っていただくことからはじめていくことにした。

帰り道、榎谷さんのお声かけでご自宅に立ち寄った。大きな農家である。植えて20年経っているというイチジクの木が80本見事にせん定されていた。ビニールハウスではイチゴがたくさん実をつけておりお土産にいただいた。ビニールハウスのイチゴはどう受粉するのか聞いたら、入り口の木箱を指差し「あの箱は蜜蜂です」と教えていただいた。受粉のときは業者から蜂を借りるそうである。理に適った農業をしておられる。わたしも少しずつ農業の面白さが理解できるようになってきた。

01/03/01(木) 05:08 六さん(JAG07563)


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