JAG07563 六さん 3月5日しんあい農園日記

その業界ごとに情報誌がある。前の仕事では「日本の速記」「地方議会人」で多くのことを学んできた。養鶏では「繁栄する養鶏」という薄い冊子が月刊で購読しているが、マンネリ気味の内容で新鮮さがない。

自宅は毎日新聞で農園は読売新聞だったが、読売を農業新聞に切り替えて二ヶ月になる。これは面白い。記事は当然農業関係が主体であるが、コマーシャルにいろいろな農機具や飼料などが紹介され、一年生としては貴重な情報源である。

わたしが朝目をとおして、タクロウ君が昼メシを食べて読む。しかし最近忙しくてしばらく読んでいなかった。それで先日「明日からまた読むから」と言ったところ、わたしが読まなかった分の新聞を全部ビニール袋に入れて保存しておいてくれており「どうぞ」と出してくれた。その気配りにはまいった。

午後、Y山口営業所のN所長が来園。日ごろはゆっくり会話をする時間がないが、約一時間お互いの近況を話した。実は3月1日付けで熊本に異動の辞令が出て、いまは後任との引き継ぎと、転勤先での準備とでおおわらわであると聞かされた。後任は、一度ナザレ園にご案内したことがある福岡の金丸さんと聞いた。

小郡、ブライダル ハラダヤの原田社長ご夫妻とは永いお付き合いをしている。松村専務たちと屋久島に縄文杉を訪れたときもごいっしょした。いつもは家内が配達しているが、今回からわたしの守備範囲になり夕方訪れた。久しぶりでご夫妻と会話がはずんだ。いろいろな事情で経費をかけずにどうしても挙式をしなければならいカップルに、奥さまがお店の3階で手作りで式をボランティアでされるときがあるという。高価な貸衣装しかあつかわれないと思っていたので意外であり、しかし原田さんならやるだろうな。とも思った。

そのとき生花が高く頭をいためると言われる。じゃあ、渡辺バラ園を紹介しましょうと言うと「明日連れていってほしい」と奥さまが言われるが、明日は配達で時間がとれないので今度ということになった。知り合いの花屋さんも一緒にぜひ紹介してくださいという。

コーヒーと紅茶と日本茶それにカステラをいただいたが、ゆっくり会話をするとお互いに新しい発見がある。わたしは原田社長が祖父の足跡を尋ねてペルーに行き、そこで祖父がお世話された方と運命的な出会いをされ、10日の滞在費用全部をその方が支払ってくれたという物語を聞かせていただいた。

夜は、家内と一緒に山根さんのご招待でお宅に招かれ、タマゴのお客さまたちと遅くまで会食させていただいた。

01/03/06(火) 06:16 六さん(JAG07563)


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