六さん 3月13日しんあい農園日記

磯村千代子先生(75歳)は、前の仕事で自費出版のをお手伝いしたご縁である。若いときから教鞭をとられ、特に知的発達障害の子供と向き合った教育にたずさわられた。

若いお嬢さまを病気で亡くされるという最大の悲しみを乗り越え、いまはお嬢さまのために退職金で建てたダンスのレスッン場で、俳句や俳画を地域の老人約30名に教えておられる。また海が大好きで、近くの周防灘が望める喫茶店でカモメを相手にコーヒーを楽しむ唯一の趣味がある。

そんな先生と年に一度は日帰りの旅をしてきた。最後は、甘木市の近く、秋月城を先生と散策した。 昨年はそのチャンスを失ってしまった。タマゴのお客さまでもあり、たまに配達に行くと全身でわたしを激励してくれる。宇部掃除に学ぶ会は、この磯村先生のご紹介で東岐波小学校の門をはじめてたたいたという経緯もある。

長男が「しんあい農園日記」をプリントアウトして4冊のバインダーに整理してくれた。磯村先生には一度読んでいただきたいと持参した。

さて、今年の7月20日は開園一周年であり、一年頑張れたことはみなさんのご声援あったればこそで、その感謝を梅原さんのコンサートでカタチにしたいと思っている。スペシャル オリンピックスのアスリートを招待したい。そのことも日記で一度のべさせていただいた。

磯村先生から封書が届いた。達筆で名前の左に「日記をよんで」と書かれてあった。便箋7枚にわたり日記を読んだ感想が、先生らしい簡潔な文章で書かれてあった。そして最後の6行。

--- 足立さんが わたしのたった一人息子の様に思えてなりません。岐波の海の一角より、心ひそかに後おしいたします。 7月、一周年記念会にはぜひ行かせてもらいます。今から楽しみです。 合掌

この励ましは、わたしの心にだいぶこたえた。

01/03/14(水) 05:30 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 | 2月 | 3月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |