JAG07563 六さん 3月18日しんあい農園日記

 

朝7時、朝霧につつまれた農園に着いた。D君のご両親は帰る支度を済ませておられた。

手短に仕事の説明をしてとにかくやらせた。精一杯のぶっきらぼうな返事をするが、受取りようではこれが彼の精一杯の表現だと思えばそれもいい。タマゴを集める方法を教え、巣箱の糞で汚れた新聞紙をかえることも教えた。手際は悪いが一生懸命に取り組んでいる。

昼はコープの醤油ラーメンを作った。豚肉を炒め、D君には生タマゴも1個入れた。ご飯は3合炊いた。食べずに携帯で長電話をしているので「おい!食べんのか」と言えばコクリと頭を下げて返事をする。しきりと「うまい」を連発してくれ嬉しくなった。

朝の掃除を済ませ、午後からは下関からお掃除仲間が遊びにきてくれた。下関板金の松本さんが「4月からもう一棟の鶏舎を建てますよ」とスケジュールを具体化してくれた。この建築でわたしの計画は一応の終わりになる。つまり3000羽体制で水平飛行に移ろうと思う。いいものにこだわると数の限界は近くなる。

夜は予定どうり鶏鍋にした。われながらいい味に満足。D君も携帯電話を済ませておおいに食べてくれた。わたしは自分のペースを崩すことなくビール2缶と焼酎を飲んで酔う。

10日あまり長男が帰省し、田中食鳥さん通い鶏の解体を学んでくれた。一度現場を見にいったが、ビニールの前掛けに鶏の肉片や血をつけてさばいている息子に頼もしさを覚えた。

その息子。今朝も6時ごろ「散歩に行く」と、いつもは家内が連れて歩く犬2頭を散歩に連れ出してくれた。家内がそのぶん助かる。朝は7時に農園に来てくれ手伝ってくれた。そしてタマゴをお店に運び、その足で山口市内の配達をして、最愛の子供が待つ島原に帰る。最後までよく手伝ってくれた。

家内はわたしの大好物のいなり寿司を届けてくれた。全部好評で2個はわたしの口に入った。

01/03/18(日) 21:00 六さん(JAG07563)


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