JAG07563 六さん 3月22日しんあい農園日記


午後から下関に配達に出た。昨夜、愛犬は胃の調子が悪く吐いたので留守番させようと思ったが、わたしが配達に出る様子を察知して行きたいというそぶりなので連れて行った。タマゴの到着とともに、お客さまかが出てこられては可愛がってもらうので、いまやタマゴ屋のマスコット的存在になりつつある。

南風泊魚市場にある「ふくの里」は、ふくの加工製品や刺し身を販売している。ここもタマゴのお客さまで毎週お届けしている。タマゴを納めて帰ろうとすると女性従業員の方が「きょうは犬はおりますか?」と尋ねるので車を指差した。出てしばらく遊んでもらい「あっ、倉庫を見られますか」と裏の保冷車の大型コンテナに案内してくださった。

わたしの農園にも11トンのコンテナが座って、そこに宇部のお掃除道具を保管している。下関も最近コンテナを買われたと聞いたがそれであった。その整理整頓ぶりに驚いた。実に整然と掃除道具が並んでいる。積み上げているのではなく並んでいるのである。しかも、タワシやスポンジはネットを張りそのうえに保管してあるので空気がよく通る。

先日、植木の龍月園の藤本さんと酒を飲んだとき、仕事の基本は「定所 定物」としきりと話しをされた。倉庫にある。というだけではなく、倉庫のどこにあるという管理がそれである。

同じような管理は、2度ほどお手伝いした記憶があるが、広島の掃除道具の保管もすばらしかった。神奈川掃除の道具倉庫もすばらしい保管がしてあると聞いている。道具の管理状態をみるだけでそのお掃除レベルもわかるような気がした。

夕方、宮崎から友人の馬場さんが来てくれたので我が家に来ていただき焼酎を飲んだ。朝、家内が魚市場に行っていろいろ肴を用意してくれた。彼は有機野菜をつくっている。その基本はつくる野菜の個性に人が合わせるということではないかと聞かせてもらった。人の都合を優先すれば無理が生じ、そこで化学肥料や消毒が必要となる。

例えば大根や人参の間引きは、普通は葉の育ちが悪いものを間引くが、それは逆で、根の作物は葉が小さいほど品質(本来の育ち方)がよい。それがわからないので、逆をして二股の大根や品質の悪いものを畑に残す結果になる。種まきは午後3時以降がよい。それはいくら乾燥していても夕方から土地に水分が戻る。朝種まきをすると日中乾燥して発芽率が悪くなる。ということなどを説明してくれる。いちいち道理だとうなずいて聞いた。

今夜D君は農園でご両親と泊まり、今後どうするかということをさらに具体的にする。久しぶりに我が家の風呂に入り手足を伸ばした。

01/03/23(金) 04:32 六さん(JAG07563)


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