JAG07563 六さん 3月23日しんあい農園日記

 

馬場さんと芋焼酎で酔い、久しぶりに自宅で快眠できた。

朝は6時50分ごろ農園に到着。D君家族もおきて動きはじめていた。わたしは鶏舎の戸を開放してタクロウ君を待った。きょうD君は休んでタクロウ君の近くにアパートを借り、タクロウ君がお世話になっているまかないのおばさんに、朝と夜の食事をお願いして、タクロウ君の車で農園に来るという生活スタイルをつくる日である。

そのD君が午前中一緒に仕事をした。昼前「これがありました」と小さいタマゴをわたしに差し出した。たくさんのタマゴをご注文いただきながら、品不足でみなさまに大きなご迷惑をおかけしている。2月に500羽入る鶏舎が完成し、今月にはいり赤鶏の生後90日を500羽入れた。その鶏舎で発見したという。生後150日ごろには初生みタマゴが出るが、120日あまりでの初生みである。待望のタマゴで嬉しい。それよりD君が注意深く観察したので発見できたことが嬉しい。「よう見つけた」と誉めた。

午後3時半。宇部空港に明日の掃除にご出席くださる鍵山相談役をお迎えした。いつものあの笑顔でご到着くださった。

農園に直行でおくつろぎいただき、そのあいだに夕食をサンセリテの西村さんを中心にみなさんでご準備いただいた。夕食は10名で楽しく3時間あまり歓談させていただいた。相談役のお話のなかで特に印象深いものをひとつ記録にとどめておこう。

イエローハット社長時代、全国で300台あまりの社用車が動いており事故で相手を死亡させることが数回あったといわれる。そのなかでも、被害者が暴力団というケースがあった。警察に行くと「社長が現場に行くとどんな事態がおきるかわからないから、他の・・・・部下に行かせてください」と言われた。鍵山社長は、わたしも行きたくはないが、部下も行きたくないはず、わたしが嫌なことを部下にさせてはならない。と現場に行かれた。

それは大変な状況が起きて、以後連日それが続いた。いわゆる脅しである。灰皿が飛んできたり、目の前で些細な言動で子分がボコボコに殴られるというようななかで「誠意を見せんか」と迫る。ここに来たことが精一杯の誠意です。とそれを続けられた。毎日近所の花屋さんや、いろいろなお店からお届け物をしながら誠意を続けた。結局、示談は車両にかけた保険の範囲で決着した。花屋の方に「社長はたいへんな仕事だなぁ」とヤクザが言ったそうである。後日、「なんかあったらいつでも相談に来いよ」とまでヤクザが誠意を見せたそうである。

01/03/24(土) 04:21 六さん(JAG07563)


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