JAG07563 六さん 3月27日しんあい農園日記

 

お掃除仲間に加わられたレストラン サンセリテの西村さん親子は、鍵山先生の小冊子を宝物のように大事にされていた。それがご縁となった。3月中はお店を改装して、4月からメニューも新たにスタートされる。

その西村さんの「食」に対する強い願いに動かされて、宮崎まで有機野菜を視察にお連れしたり、徳山で自然芋を手がける村田さんを紹介したり、幅広く情報をもっておられる望月さんもご紹介できた。ご縁はご縁につながり、有機野菜の馬場さんが品質のよい宮崎の豚肉のルートをつくり、望月さんが有機栽培コーヒーやこだわりのチーズも紹介されようとしている。ご本人が真面目に取り組んでおられるから周囲が本気で動くことを知った。

4月1日、雑木林ふうでいい雰囲気のサンセリテ駐車場で朝市を開くといわれる。有機野菜などがズラリとならぶと思う。わたしのガソリンスタンドのおばさんは椎茸を栽培しているから、100円パックを数十個頼んだ「売れ残ったら返さんでええよ」という。不思議な商売である。「吉部の秋本さんの椎茸」は手に入れた。

次は豆腐である。吉部の豆腐は農協とショップ井上の2軒でしか手に入らない。しかも数が少なく幻の豆腐状態である。はじめて製造される重本さんを訪れた。立派な庭がある大きな屋敷の裏に仕事場があった。4月1日は日曜で、日曜は豆腐は作りません。とお断りされた。ならば前日に50丁でいいですからお願いしますと無理に引き受けていただいた。

昔、嫁に来たとき義母が豆腐をつくって家計を助けていた。義母も主人もその豆腐づくりを継ぐのが嫁として当たり前だと言った。でも、自分は豆腐を作るより縫い物や料理が好きだったが、田舎社会ではそれを言うこともできず、冷たい冬の朝も豆腐を作り続けてきました。この仕事場も道具も全部昔のままです。添加物は一切入れません。量は、たくさんご注文を受けても、この道具ですからできませんからお断りしています。いつ辞めるかもわかりませんよ。---あなたの噂は知っています。わたしの生まれは宇部の西岐波ですから。

週に3度、料理教室に出講される。地元でひとつ、宇部市内でひとつ、小倉は日曜に通い家庭料理を長年教えているといわれる。この奥さまの料理を一度食べてみたいと思った。

タクロウ君とD君コンビの息も合いはじめたように思う。たまに笑い声が聞こえるようになったし、D君の目つきがだいぶとけてきた。

01/03/28(水) 05:11 六さん(JAG07563)


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