JAG07563 六さん ３月３０日しんあい農園日記

わたしのＯＡ化は、富士通日本語ワードプロセッサ オアシス１００ という初代の機器でスタートした。そして、日本商工会議所のワープロ検定制度がはじまる前、試験的な検定があったときにエントリーして、１０分間８００文字、ミスタッチは１０文字以下という成績も残した。

次々に進化していくビジネスワープロは駆使してきたものの、しだいに関心が薄れてきてシャープのザウルスを使いこなすことに夢中になった。文字を書くことはワープロ。記憶はザウルスが身についた。

そして、広島の井辻さんや中村さんとお掃除でご縁ができた仲間にパソコン通信を教わった。これでわたしのフットワークはさらによくなった。通信のおかげで仲間は全国から海外にまでひろがった。

５０歳目前のいま「もう勉強せんでええじゃろう」と思っていたが、最近は携帯電話のｉモードという、まるで人類がテレパシーを使えるようになったがごとくの機能にハマリはじめた。時間と空間をこえて自由に意志を伝達できる簡単なツールとしてこれは使いこなさければならない。老眼鏡をかけてピッピッと夜な夜な練習をはじめた。

朝、どうも耕運機を使った形跡があるのでタクロウ君に尋ねた「あ、きのうＤ君に使わせましたら動かなくなりました」と返事をした。ふたりを呼んで言ったことは。

なんの目的で耕運機を使ったのか。その目的に対して、壊れたから放置して黙っているということは、耕運機を使う意味がない。つまり遊び半分だったとわたしが判断してもしかたがないぞ。

やりはじめたら、結果が出るまで食いついてやれ。ダメというのも結果である。中途半端で投げるな。投げて済むようなことははじめからやるな！少し大きなカミナリを落とした。

冷たい雨が降る夕方「今夜は泊まるから６時に終わりにして帰ってええぞ」と声をかけるとふたり嬉しそうな顔をした。

01/03/31(土) 06:21 六さ(JAG07563)