JAG07563 六さん 4月5日しんあい農園日記

 

今朝はD君がはじめて、わりと大きい声で「おはようございます」と言った。ただそれだけでいい気持ちだった。

いま農園の春は真っ盛り。ケヤキ、イチョウ、ホオ、モミジなど新芽が大きくふくらんでいる。先日は、20年近いサクラを3本とモミジを3本追加して植えた。来年は農園で花見ができる。

山羊はほとんど草がない冬には骨格が見えるほど痩せていたが、ここ最近たくさんの草を朝から夕方まで食べて体格がよくなった。薩摩や対馬・徳地鶏も毎日コンスタントにタマゴを生んでいる。

そして川には40センチぐらいのフナが10匹ぐらいで群れをつくり、水際でバシャバシャと水音をあげて産卵している。

周囲の山々を見渡すと、ここにも、あそこにもとサクラが見える。ふだんはサクラとわからないが、いまの時期には薄ピンクの花で存在を誇示している。気温の上昇とともに生き物が躍動をはじめた。

先日お掃除会場をご提供いただいた県鴻城高校の西村校長と綿田先生、山根さんと宮川さん、それにわたしというメンバーで懇親会をした。

7時に待ち合わせて、校長ごひいきの山仲間「居酒屋 穂高」という店で飲んだ。みなさんなかなかの酒豪で、わたしはビールとお湯割3杯でセーブして話しほうを本気で聞かせていただいた。

いま鴻城高校はスポーツも学業もどんどん向上している。約10年前から立腰教育に力をいれ、それから際立って雰囲気がかわってきたと言われる。それもあるかもしれないが、毎晩8時ごろから全校舎の点検を校長自らがおこなわれ、電気の消し忘れや、水道のとめ忘れなどをされるという。これまではガードマンに警備を頼んでいたが、それやめて校長が点検をして、最後は寮の学生に声をかけてから校門を出るという繰り返しをされている。

立腰教育も功を奏しているかもしれないが、その校長の姿勢が周囲の教師を動かし、生徒を動かしているとわたしは聞いていた。トップが動かないと組織はかわらない。

久しぶりに夜の街をあじわった。

01/04/06(金) 05:26 六さん(JAG07563)

 


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