JAG07563 六さん 4月10日しんあい農園日記

 

5月上旬の完成予定で5棟目の鶏舎建築がすすんでいる。これに鶏を入れると2600羽になる。品薄で一年が経過しているが果たしてこれで解消するかどうか。

その工事で出る材木の木切れを、午後からタクロウ君は片づけている。燃やすものと、今年の冬に薪でつかうものをわけている。D君を探してみると、また鶏舎の片隅で携帯で遊んでいる。「ちょっと来い!」と呼び付けて雷を落とした。遊びでここにおるなら帰れ!という内容をぶつけた。

午後5時、D君を車に乗せて保護司さんに面談に行った。月2回が義務とされている「どうですか足立さん、彼は真面目に働いていますか」。わたしはD君の顔を見ながら「はい。とても頑張屋で驚いています」とこたえておいた。帰りの車を停めて「おい、知的障害者と水泳をタクロウ君はしているが、お前も手伝ってみないか。一度、一緒に行って見学してこんか」と誘ってみた。「はい」とうなずいた。どうなるかはわからないが、次回の水泳プログラムを見に行くことだけは約束した。

北海道剣渕町で「ゴトウくんせい」という鶏の薫製をつくっておられる後藤さん(45歳)が、山口市内の百貨店で物産展の販売に来ておられ、わたしの仲間のお絵描きえっちゃんこと、渡邊悦子さんがお客として一日前のご縁ができ、11日の飛行機で帰る前に農園に泊まりで案内する。という段取りになった。剣渕にはえっちゃんの妹が嫁いでいるという奇遇もある。もって奇遇は、下関の望月さんの関係者がここ剣渕の福祉施設におられ「しそしそ話し」だったか、しそジュースを紹介してもらったが、後藤さんはこのジュースも販売しておられる。

7月から鶏をどう製品化するか。きょうも望月さんから新たな試作品(薫製)ができたので木曜に食べようと電話をもらったばかりである。鶏の解体部長の長男も夜8時に農園に来て、4人で12時近くまで語りあった。

たまたま、えっちゃんが店頭でご縁のあった方が、明くる日には農園に来て鶏談義をしているというご縁の不思議さがある。後藤さんも、われわれと剣渕のご縁にただただ驚かれた。後藤さんの薫製も美味かったし、わたしの新作 焼き豚もいい味になってビールがたくさん飲めた。

近々、息子を剣渕に行かせようと思う。ご縁のままに。

01/04/11(水) 05:17 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |