JAG07563 六さん 4月17日しんあい農園日記

 

一日の採卵量が1600個以上になり、しかもおおむね午前中に生み終える。1時に開店のお店にそれを運んで配達や宅配に仕分けする。とにかく午前中は忙しい。万歩計をつけていないが相当な距離を歩いていると思う。

正志が4月から来てくれ、タマゴの運搬をしてくれるので、わたしは農園でこれまでやりたかった仕事に精出すことができる。農園を維持するためには、例えばちょうつがいに油をやっておくような些細なことや、クモの巣を取り除くような、直接養鶏にはかかわりがないようなことをしておかねば維持できない。お掃除のおかげで、たくさん気がついている。

午後、わたしは山口と小郡の配達に出た。全行程で4時間かかった。正志はタマゴを運んで夕方来てくれた。わたしは巣箱の糞を除く仕事を1時間やり、正志はタクロウ君と餌やりなどを手伝ってくれる。そして、ふたりでスクモとりにライスセンターに行ってトラック一杯のスクモを持って帰った。鶏舎の床がまたきれいになる。

6時半ごろ正志は自宅に帰り、タクロウ君は7時前に農園をあとにした。鶏舎の戸締まりを見て歩くころには一日の疲れが出ている。でも、正志が帰ってくれたおかげで、望月さんのご指導をいただきながら鶏肉の加工がどんどん前に進んでいる。明日は10羽ほど処理工場に運んで、これも薫製テストの材料になる。とてもジューシなハムの食感にまで完成している。わたしが、鶏の世話をやりながらでは肉の加工までは無理だったと思う。島原から帰って、ボヤボヤする暇もなく毎日わたしの手伝いができる用意が、意図せずに整っていた。

夕食は、生鮭の切り身が2日前からあるので、それをバターで焼き、モヤシと豚肉も炒めた。家内がアイナメの煮付けとアジのマリネをつくってくれていたが、量が多く、アジは朝に持ち越すことにした。まだ鮭があるので朝は味噌汁に入れようと思う。

朝、タクロウ君が肩をおとして来た「待ちましたがD君は来ませんでした」。夕方、父親からの電話ではまだD君はことの意味がわからないらしく、無断欠勤していることを反省する様子がみられないと言う。いま母親が一緒にいるということで、その対応を待つことにしている。

鶏は一晩で新しいタマゴを生んでくれる。わたしは一晩で疲れを回復できる。この営みがありがたい。

01/04/18(水) 05:41 六さん(JAG07563)


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