JAG07563 六さん 4月18日しんあい農園日記

 

朝7時、鮭で味噌汁をつくり、朝食を済ませてきのうのゴミと今朝の生ゴミを焼こうと外に出て驚いた。朝6時に運動場に放した鶏が20羽ぐらい歩いていた。生ゴミをその場において捕獲をはじめた。いつも放し飼いなので鶏の動きははやくこちらの息が切れる。30分ぐらいであと10羽ぐらいにまで捕まえた、そこに正志が自宅から出てきた。それで一緒に走りまわったが、田んぼに無数の鶏が出て草を食べている光景を見たときには愕然とした。7時40分、タクロウ君が来たのでわたしは座り込み、若いふたりに任せた。

朝の運動を済ませ、3人で朝礼をして仕事にとりかかった。きょうは鶏肉の薫製試験のため12羽を午後から正志が処理業者に運ぶ。わたしは中山育雛場まで15羽の若鶏を買いに走る。それと山口市内の配達がある。わたしは配達も担当した。

200キロを午後から走り、4時半に農園に戻り採卵室の糞の始末をはじめた。この作業は農園の仕事の中でも楽しくない仕事である。採卵箱で糞をすれば下の受け皿に敷いた新聞紙に落ちる。その新聞紙を交換するわけである。風で糞などが舞い散り息苦しい、糞だけでなく割れたタマゴがあれば異臭を発している。

これをしばらくわたしの日課に組み入れている。それは、この仕事で会社でいえば社風のようなものができると思ったからである。雑にすれば雑なようになる。わたしは、交換時にできるだけ糞を周囲にこぼさないよう気を配り、受け皿の板についた糞は、掃除でガムなどをタイルから剥ぎ取るスクレーパーで丁寧に取り除いている。そして新聞紙は重ねて2枚敷く、こうすれば水分の多い糞も大丈夫である。そして効率よく、きのう90分かかれば、きょうはそれより早くできるよう工夫をこらす。一度きれいにしておけば後からは楽である。

掃除をしながら糞を見て鶏の健康状態もわかる。効率的に仕事をすすめる工夫がわかる。一番汚れている場所を一番きれいにする喜びがある。そうしてわたしが効率よく動けることができると、周囲に的確な指示が出せるようになり農園がよくなる。まさに自分が変わらねば職場は変わらない・・・である。

夜8時、久しぶりに自宅に帰った。ゆったりと風呂にはいり疲れを癒したいと思ったから。

01/04/19(木) 05:21 六さん(JAG07563)

 


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