六さん 4月20日しんあい農園日記

他にトリエはないが視力だけは負けませんよ。と視力は昔は2.0で昨年は1.5であった。それが急に携帯電話のボタンを押すとき、目から離さないと文字が見え難くなり、いただいた名刺も少し離して見るしぐさをするようになった。

あるときお葬式に参列したとき、名前を書こうとするけれど手元がよく見えないのでとても不自由な思いをして、それをきっかけに老眼鏡を持つようになった。タマゴの検査はヒビとか割れを注意深く見る作業でメガネのお世話になる。遠くはよく見えるが近くが見えない。生き方がそうなってはいけない。

夕方、ある集会に参加した。昨年ソロプチミストからお掃除の会として受賞したが、そのときお世話になった前の宇部市長夫人がおられたのでご挨拶をして、丸いテーブルの隣に座らせていただいた。祝辞が約1時間延々と続いた、そして乾杯の音頭もスピーチが長かった。まぁ会の性格上これはしかたがないことだと辛抱して聴いていたが、驚いたことに誰かがタバコを吸いはじめると次々にスピーチのあいだタバコを吸いはじめる人が増えた。

やっと歓談の時間となり、人々はバイキング料理なのでいっせいに料理のおいてあるテーブルに向かう。そのマナーの悪さは尋常ではないと感じた。社会的にはそれなりの地位についておられる人が多いと思われるが、自分さえ料理が取れるとよいという子供のような取り方を大勢している。「1万円ぶんは食うよ」と言ってお皿に山盛りかかえている人もいた。

こんな大人が多い社会で、不況だとか子供の問題とかある筈だと思った。周囲からタバコの煙がどんどん迫ってくるので中座した。

スピーチで宇部市議会議長が中国のことわざを引用しその説明をされた。鹿がヨモギが大好きで、わずかに生えているヨモギでも見つけたときは大きな声で仲間に知らせて、仲間と共にヨモギを食べると言われた。

鹿のほうがよっぽど人間よりマナーがよい。

01/04/21(土) 05:21 六さん(JAG07563)


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