１２月、ひと山こえたとなりの美祢市にあるホームセンターに長靴を見に行った。並んでいるなかでは一番高い４５００円の品物が気に入ったのでそれを買った。約一ヶ月近く使っていると数ヶ所、継ぎ目の部分が裂けて亀裂が入った。新しいモノを買うにはもったいない気持ちがして、ホームセンターに長靴を持って行き事情を話した。

店長は「メーカーに送って回答を待ちましょう」と預かってくれた。わたしは、この長靴はメーカーを選んで買ったのではなく、いつも買い物をするこの店で買ったのに。と思いつつ黙って店を出た。

それから半月、忘れていたころ店長から電話があった「メーカーから交換の品が届きました」。後日、便にとりにいった。同じ新品の長靴とメーカーからお詫びの品というタオルが数枚オマケでついてきた。接着ミスだったそうで、今回に長靴は大丈夫ですよ。と説明してもらった。

その長靴にまた同じ亀裂ができた。ホームセンターの店長は理解できないかも知れないが、タオルに「福山ゴム」と印刷してあったが、今度買うとき、わたしは福山ゴムの長靴を買わないということではなく、あんたの店では物を買わないということを。

午後から餌やりと糞の始末をタクロウ君といっしょにやり、その後の時間は保全的なことをやる。できるだけ一緒にできるような仕事を選んで汗を流す。きょうは鶏舎に取り付けた雨トイの水を地下に浸透させる穴を掘った。かなり大きな穴を深く掘り、そこに石を詰めるという仕組みである。きょうは５つ完成した。

６時半でわたしは仕事をやめ、夕食の支度にとりかかった。彼はトイレ掃除まで終えて７時半に農園をあとにした。よく働いてくれると感心している。

01/04/22(日) 05:55 六さん(JAG07563)