JAG07563 六さん 4月29日しんあい農園日記

 

昨夜、正志とタクロウ君は小郡駅前の焼鳥屋でおおいに気炎をあげたと聞いた。タクロウ君は陽気な酒でとても楽しかったと、朝7時過ぎに農園に来た正志から聞いた。

農園では、広島の鈴木さんご夫妻をお迎えしてスキヤキで話しにはなを咲かせた。朝はちゃんとした味噌汁があり、カーテンの開け方もわたしと違い、やはり女性がやると、なんというかうるおいがある。昼は食卓の上におかれていたオニギリとパンを食べた。イチゴのデザートまでおいてあった。

雨なのでカッパを着込んでの仕事になった。鈴木さんたちは山口市で観光して帰ると帰られた。

先月までの日曜はずっとわたしひとりで農園を維持していた。ところが3月に600羽の雛がはいり、その群が産卵をはじめたのでひとりでは無理な仕事になった。あわせて、宇部市内のレストランには毎日タマゴの配達が4月からはじまり、ほんとうに正志が帰ってきたのはいいタイミングであった。

大工の村上さんが朝から鶏舎の仕上げをしてくれ、昼前に「これで完成しました」と挨拶して帰られた。この鶏舎に5月10日、600羽の雛がはいる。で、引き続いて鶏舎の建築にとりかかる。いくら生産しても足りないというありがたい状況が続いている。

6月早々に鶏を肉にする。農園の鶏は運動して痩せているようでも平均体重より100グラムは多い。筋肉質ということになる。その鶏に一ヶ月ブロイラー用の餌を与えたらどうなるか実験をはじめる。もっと太るかどうかである。餌を20キロ買った。その餌の説明に驚いた。

食肉用の鶏を総称してブロイラーという、生後数十日で2〜3キロに太るのであるが、その肉になる20日前から「仕上げ用」という餌を与えるそうで、わたしのところにはその仕上用が届いた。配達した人が「薬品はゼロですよ」と念を押した。育てあげる期間はたくさんの薬品を配合して、それだから急激に太るようである。そのままでは食べる人への健康が懸念されるので、出荷する前は「仕上の餌」に切り換えるという。

大手の食肉会社で働く人は、絶対に鶏肉は食べないと聞いたことがあるが、こんなことがあろうとは知らなかった。

01/04/30(月) 05:17 六さん(JAG07563)

 


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