JAG07563 六さん 5月3日しんあい農園日

3日の朝から待望のヒナが入るので家内が泊まりに来た。ヒナの納品時にわたしが立ち会い、その後しばらくは様子を見たいので、その間わたしのかわりにタマゴの選別などを半日するためである。家内の農園泊まりは今回で3回目である。

毎日の自炊で食事がマンネリ化していたので、夜のイワシ鍋や野菜料理はうまかった。先日、鈴木さんがおいて帰られたビンのビールも缶よりうまいと感じた。久しぶりに食事にうるおいがあり胃袋も喜んだ。

700羽の鶏は予定どうり9時に着いた。それから昼まで、鶏がなれない場所に移され一ヶ所にかたまるが、その場所に隙間があり、隙間に鶏が挟まれると圧死する可能性があるので大工仕事を昼までした。

木曜は下関市に配達をする日であるが、大型連休なので混雑する時間をさけて夕 方から出ることにした。混み合う配達先は、今回宅配に頼んだ。

4日の夕方から7日まで、タクロウ君に連休を支給した。彼は夜8時ごろまで掃除をしたりして、連休の準備をしていた。彼が休むとおおいに仕事のバランスはちがう。彼もそれがわかっているので固辞したがわたしは説得した。

不意なアクシデントは困るが、意図して仕事の流れを変えることは農園にとってとてもプラスになる。それは、タクロウ君が休むことで、わたしも、正志も、正志の妻も、わたしの家内も、農園で働く全員がいつもと違う動きになる。それは面倒なことかも、負担なことかもしれないが、その中で勉強できることが多くある。つまり、農園のレベルが高まることになる。遠慮はせんでええから。

わたしは常に現場主義で生きてきた。それは、前の仕事でも年間6万とか7万キロもお得意先を車で走って現場を知っていた。その強さは誰にも負けないと自負があった。いまも現場に身をおきながら、問題点を早く発見したり、改善をしている。タクロウ君の仕事を全部引き受けることで、関わるみんなが「そうなのか」という小さな発見がたくさんあると思う。それは理屈でなく身体で覚えるからよくわかる。

下関から帰り、家内がつくってくれた野菜料理が夕食だった。

01/05/04(金) 05:16 六さん(JAG07563)


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