JAG07563 六さん 5月4日しんあい農園日記

3日ぶりに太陽が出たので屋根に布団を干した。

昼に山口市まで配達に行ったが、いつもは40分で走れる距離を90分要した。秋吉台や萩市に行く行楽の車が県道で渋滞していたので。対向してくる車を見て思うのは、助手席の人の多くは首をまげて寝ているいる人がいることである。連休疲れというのだろうか。

家畜にバロック音楽を聴かせて飼育成績がよい。などと日本農業新聞などの記事がある。その効果のほどはわからないが、たしかだと思うのは、鶏の場合、鶏舎の戸を開けた瞬間、その音に驚いてしまうことがある。常時音を流し続けていると音に対する感覚がマヒして効果があるのかもしれない。その程度の認識はもっていた。

タクロウ君がしばらく福山競馬場で競争馬の世話をした時期がある。その話しを聞いていたら、馬の場合は24時間かなりボリュームをあげてラジオを聴かせているという。馬がモノ音に驚いて足の事故でもあれば大損害である。そのことを聞いて、鶏舎に音楽を流すことを決めた。

その工事を2日前からはじめてもらった。各鶏舎に防水のスピカーをつけ(防塵対策)それにアンプをとうしてラジオからFM放送を朝6時から午後6時まで、タイマーで流す仕組みにした。午後3時ごろ完成した。番組はFM山口にセットした。鶏は最初は驚いていたがすぐに音に慣れ、いつもどうり餌をついばんでいた。FM山口のリスナーがこの時から2800羽増えたことになる。

午後4時、タクロウ君に「もう帰ってええよ」と7日までの休みを出した。それでもしばらく彼は仕事を片づけて、わたしを探して挨拶して帰った。満面の笑みを浮かべていた。正志が予約でいっぱいのタマゴを12個土産で持たせたいう。わたしはいつも高速道路の料金をこれで支払えとカードを渡しておいた。

午後8時半、ひとりでビールを飲んでいると彼から電話があった「いま着きました。留守中よろしくお願いします」と元気な連絡であった。家族とつもる話しをして、総領町のおじさんも訪れ、庄原のお掃除仲間の歓迎も受けて元気に帰ってくればいい。

01/05/05(土) 05:50 六さん(JAG07563)


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