JAG07563 六さん 5月5日しんあい農園日記

朝6時前から鶏舎を開放し、山羊を草むらにつなぎ、犬の散歩を済ませて朝食をつくった。今朝はエソの味噌汁をつくる予定だったが、それに冷凍うどんを入れてみた。野菜炒めと豆腐。味噌煮込みうどんはうまかった。

部屋の掃除をしていると正志が7時過ぎに来た。さっそく仕事にとりかかった。いつもは3人でしている仕事を2人でこなし、昼にはタマゴをお店に運ばなければならない。家内は9時ごろ来た。それで3馬力になった。

午前中、仕事の合間をみて正志と餌を各鶏舎に運んだ。その量約300キロ。昼には予定どうり仕事も終わり、ふたりはお店に戻りお客さまへの発送や、市内の配達についた。わたしは昼食後、いつのまにやら30分寝ていた。

1時過ぎ「さぁ!」とひとり気合を入れて外に出た。気になることがあるので、その原因を確かめようと思っていた。それは、給餌器によって餌の減り具合にバラツキがあることである。それは極端な個所がある。

朝、正志と入れた餌が早くも半分程度まで減っている給餌器のそばにしゃがんで鶏が餌を食べる様子をよく観察した。他の給餌器と同じ数の鶏が餌をついばんでいるのになぜ早く減るのか。見ていると餌がこぼれる。床を見るとたくさんの餌がこぼれている。なぜこぼれるか?ひとつだけ思い当たるふしがある。朝、正志と餌を運んだ給餌車を(リヤカーの大きなもの)もってきて、その給餌器を外に出して、餌を給餌車に出して底の餌が出る隙間を見た。悪い予感があたっていた。餌が出る隙間は4段階に調整できる。いろいろ試験をした結果、一番隙間を小さくするセットにするようタクロウ君には以前頼んだが、それができていないのでこぼれるほどの餌が出ていた。

結局、その鶏舎のセットは全部悪く、8つある給餌器をすべて外に出して餌をうつして調整して、また餌を入れて鶏舎に入れるという作業を繰り返した。餌は単純計算しても月に60万円程度はかかる。実は餌にかかる経費が多いと前々から感じていた。それが床にこぼれていたとは知らなかった。

全部で10群、2800羽が餌を食べているので、その給餌器を全部点検しようと決心した。朝、いったん入れた餌を全部持ち出して点検し、ふたたび給餌器に餌を入れるという重労働である。結局、午後5時までに4群、32個の給餌器を全部確認した。半分近くのセットを調整した。

それから、午後からうんだタマゴを集めてまわり、その他の仕事をしたら6時半だった。シャツは長時間鶏舎にいたので汗にホコリがついて汚れている。7時半、風呂に入って身体と洗髪をして、やっとすっきりした。500ミリリットルの缶が3本気持ちよく胃袋におさまった。きょうは体力勝負の一日だった。

01/05/06(日) 05:13 六さん(JAG07563)


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