六さん 5月13日しんあい農園日記

午前中タマゴを集めたり餌をやったりして、午後からは彼はお店を手伝い、わたしは夕方まで農園で鶏の世話をするというのが日曜のパターンである。正志の嫁が友人の結婚式で長崎に行ったので正志は農園に泊まった。朝はイワシのミンチで味噌汁をつくり野菜もしっかりそえた。

下関の望月さんと正志が鶏の加工についての打ち合せをするが、それにタクロウ君も同席したいというので「なんでも勉強だからええよ」と了解したら、朝から仕事も手伝うからと7時半に農園に来て仕事をはじめてくれた。正直なところ助かる。

昨夜、岡山の娘夫婦が一泊で里帰りしている。農園にいるからあえないと思っていたら9時過ぎにふたりで来てくれた。しばらく近況を聞かせてもらい安心した。

正志に、宇部のうまいラーメンをタクロウ君にご馳走してくれと頼んでふたりを昼に見送った。タクロウ君は着替えを持ってきており、作業服と長靴の彼しか知らないが、いい青年に変身して農園を出ていった。

快晴の日曜だったせいか、午後から夕方まで訪れる人が多かった。訪問者があると犬が知らせてくれる。小野田市から来られたご婦人と話しをしていたら、そのお父さんをわたしは知っていた。

昨年の1月、椎茸の原木を切りに美東町の山に行った。はじめてチェーンソーを買って、その使い方を現場で教えてもらい3日ほど山に通いほだ木をつくった。そのとき小林さんと光永さんというおじさんについて細かい指導を受けた。その光永さんの娘が小野田のご婦人で、きょうは母の日なので里帰りしたといわれる。光永さんのお歳を聞いておどろいた「今年で77歳です」といわれたから。一緒に山に入り、朝から夕方まで木をきざみ、それを肩に担いでトラックまで運ぶ仕事は、わたしにはとても重労働であったが、光永さんたちは呼吸も乱さずに平然と仕事を続ける。

先日、田を耕しておられる光永さんに声をかけたら「今年は6万個の菌を打ったよ」と言われた。わたしは去年6千個の菌を打ったがそれは疲れた。

父から百姓をとったら生きてゆけないでしょう。働くことが一番好きで、少々の病気でも怪我でも働きます。77歳とは思えない体力があるんですよ。と父親を自慢された。わたしも急な斜面で一日中チェンソーを使う光永さんを知っているので納得できた。

お掃除仲間で、いつも農園のホームページをメンテナンスしてくださる広島市の中村さんのお父さんは年末怪我をされ、きょうは中村さんは比和町に里帰りして、いまごろは田を鋤いているだろうなー。と思った。

5月の日差しは強く、夕方風呂にはいったらチクチク湯がしみた。

01/05/14(月) 05:20 六さん(JAG07563)


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