JAG07563 六さん 5月15日しんあい農園日記

農園ではきょうがひとつの節目になる。これまで試験的に鶏を肉にしてきたが、商品として60羽を処理業者に運び込む日である。来週も同じぐらいの数を出す。

今回淘汰する群は、はじめて農園に来た150羽の群であり、この鶏たちから数多くのことを学ばせてもらった。巣箱は実際にうみはじめてから不都合がわかり、全部撤去していまのカタチに変更した。ストレスから生じるたくさんの事故もこの群から教わった。思いで深い鶏であるが、このまま飼い続けるわけにはゆかない。正志が午後から処理業者に搬入する。

火曜は山口市内の配達。愛犬を助手席に乗せて3時間近く走る。まるで夏を思わせるような暑い午後であった。

屋台村(居酒屋)の垣内社長にタマゴを届けたら事務所におられた。「少し時間はええか」とお店に案内されて奥の焼肉コーナーに行った。ここで7月からおたくの鶏肉で焼肉コーナーをしようと思う。と7月からのリニュアルについての構想を聞かせていただいた。調理場で焼いて出す焼鳥でなく、お客さまが自分で焼く焼鳥の店は宮崎県にある。またメニューの豊富さや味も南九州である。

垣内社長が「行くから教えてくれ」と言われたので、宮崎市内の「軍鶏」「まるまん本店」、都城市の付近にある「愛の里」を調べてお知らせする約束をした。この3店舗は個性的なお店である。

わたしが尊敬する人物のひとり、鹿児島の鎌田建設社長からお便りが届いた。今年で創業34年と書かれてあった。土木工事の業界では南九州では誰でも知っているぐらいの会社になられ、ガソリンスタンドやイエローハット店や老人ホームなど多くの経営をしておられる。「朝6時に出社してお掃除をし、一日3枚のハガキを書いています。そして早く帰って女房孝行をしています」と結ばれていた。それが鎌田グループを支えているのかと思わされた。

どれをとっても簡単そうなことではあるが、それを続けるということは容易なことではない。まさに鍵山先生が言葉にされる「凡事徹底」の精神がそこにある。

01/05/16(水) 05:17 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |