JAG07563 六さん 5月16日しんあい農園日記

まだハッキリしないが、そうなればたいへん嬉しいということがふたつ動きはじめた。

鶏舎をもう2棟建築してほしい。と松本専務に頼んでいるが実は場所がない。農園の敷地は2100坪あるが、それは農地法で5反(1500坪)以上の田畑しか売買いができないので、面積を確保するため湿地で使えないような田も買い求て数字をあわせた。だから、建築するにはそこをなんとかしなければならない。

埋めたい。と専務に言うと「産業廃棄物の最終処分場として提供すれば、タダで埋めてくれて整地まで業者がやってくれる」といわれ、業者をさがしてみると言われていた。その業者を連れて暑い昼下がりに専務が来てくれた。

「変な物で埋めないでくれよ」と言うと、最近では人工衛星から違法な投棄や埋め立てを監視しており変化があるとすぐパトロールがやってくる。ここは、やるとすれば造成工事の山土を捨てに来たい。と言われた。この湿地は農園面積の半分はあるので埋め立てができればたいへん嬉しい。

夕方5時、山大附属養護学校の先生が今月23日の職場見学と、現場実習のふたつについて打ち合わせに来られた。現場実習は、昨年の秋に2週間ここで実習をした重兼君を再度引き受けて、できれば来春から彼を雇用できないだろうか。ということまでの相談であった。

わたしはそれが目的ではじめた農園なので雇用は了解できる。しかしふたつの条件がある。ひとつは最低賃金制度の除外申請をして給料は安いですよ。しかし、20歳から受け取れる障害者福祉年金との合算でいけば、それなりの所得になるようにします。という賃金のこと。

もうひとつは、通いではなく地元の人に間借りをお願いして、食事をつくっていただき歩いて通勤すること。これは親元を離れて洗濯などは自分でやり、他人と生活しながら地域にとけこむ訓練をするという目的がある。こういう形態での雇用が数人実現すれば、そこから農園グループホーム構想が実現可能になる。そうなればたいへん嬉しい。

01/05/17(木) 05:10 六さん(JAG07563)


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