JAG07563 六さん 5月18日しんあい農園日記

 

前新さんと渡邊さんが、県立大学前の喫茶店二階のギャラリーで絵の作品展をされると聞いたので、渡辺バラ園さんに花束をお願いして会場にお届けした。渡邊さんは夕方のテレビ番組で留守だったが、前新さんが作品をならべておられた。渡邊さんの作品は雑誌やテレビなどでよく見ているのですぐわかる。わたしのお店の入り口には彼女からプレゼントしてもらった、ヒヨコを描いた萩焼きの皿があるし。

前新さんは猫が好きとかで猫を描かれた作品が多い。もうこの企画を10年近くひらいているらしい。やはり発表の場があるとそれが励みになる。

山口市内のスーパーで夕食の材料を選んでいたら携帯電話にメールが着信した。下関トヨタ自動車の岡本店長からで「軽のワンボックスがありましたので、これから運びます」と。

今回2棟の鶏舎を建て4群1200羽がはいっている。うち2群がすでにタマゴを産卵率80パーセント以上でうみはじめた。一番奥の鶏舎2群600羽ももううみはじめるころである。そうなるとタマゴを集めたり、雨の日に餌を運んだりすることが体力的にたいへんな作業になる。お掃除のご縁で知り合った岡本さんに「ナンバーは要らないので、農園内で動かせる廃車があればお願いします」と一週間ほど前にメールで頼んでいた。その車があったらしい。

犬2頭を連れて夕方の散歩をしていると、仮ナンバーをつけた軽のワンボックスを岡本さんが運転して、もう一台は江口副店長が運転して2台が橋を渡ってきた。相当活躍したであろうワンボックスである。このまま廃車で捨てられる運命だったが、もう一度、岡本さんの善意を受けて農園で活躍する。なんとお礼申していいか・・・みなさんに支えらての毎日がある。鶏を飼いはじめて助けられているわたしを実感することが多くなった。

廃止車といえば、神戸の地震のときに日曜菜園をはじめるつもりで14万円で買ったポンコツ1トントラックで現地に行き、そのポンコツは被災者が毎晩荷物の運搬で使い、一番遠くは夜、名古屋を往復している。昼は物資の運搬で活躍した。最後は浜山小学校避難所6年生の卒業記念のキャンパスになり、車体にペンキで絵を描かれ宇宙船 浜山号と命名された。街の人気ものになった。

復興祭が終わった5月、浜山号の車検が切れた。神戸に捨てる気がしないので車検切れのトラックで高速を走り宇部に持ち帰り、きれいに洗って写真を撮って廃車にした。ポンコツを見ると浜山号を懐かしく思い出す。

01/05/19(土) 04:44 六さん(JAG07563)


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