JAG07563 六さん 5月24日しんあい農園日記

 

国会中継の視聴率があがったと報じていた。ハンセン病患者に対して人道的な英断をくだしたり、とかく玉虫色の政界であり、なんとなく政治にあきらめを感じていたわたしもニュースを聞くのが楽しみになっている。

おおきくいえば企業、小さいワクでいえば家庭、トップが一大事にゴルフ続けるようなことでは全体の志気があがらないのは当然である。そごうの資産隠しなど、原因に対して当然の結果が出ている。政治家であるまえに、人間としての決断ができる日本の政治が楽しみになってきた。

7月20日。午後から梅原平司コンサートの企画が動きはじめた。日ごろコンサートにふれる機会の少ないアスリート(知的発達障害児)を招待して、農園を一年みなさんに応援していただいたお礼にさせていただく。また夕方からはお掃除仲間が集まってくださり、焼肉の夕べということで、農園の一周年を祝ってくださる企画も動いている。とてもありがたいことである。

もうひとつ、一周年にあたり済ませないと気持ちが落ち着かないのは、一年間多くの鶏の命を失った慰霊である。当然、自然死ではなく経営的な観点から処理するわけで、そのことを無視して祝いの酒を飲む気にはなれない。

養鶏場で慰霊碑をみかけることが多い。わたしもつくろうかと考えてみたが、わたしがそれをつくると、慰霊碑を建立することが目的になりそうなので、本当の慰霊はどうすればいいかを模索していた。結論を出した。立派な慰霊碑ではなく、毎年この時期に吉部八幡様に関係者がそろって参拝して、慰霊のお祭りをしていただこうと思った。

農園の地鎮祭もしていただいた吉部八幡様を夕方訪ねてお願いした。7月18日の午前10時から供養祭をお仕えいただくことになった。

埋立て工事の認可も問題はなくなった。いつでも工事に着手できる。

夜10時すぎ、愛犬をきょう最後の用足しに外に出した。わたしも出て帰ってくるのをまっていた。ホタルが一匹ゆらゆらと舞った。もうそんな季節になっている。

01/05/25(金) 04:37 六さん(JAG07563)


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