六さん 6月1日しんあい農園日記

隣の田に水が入り出した。ここを耕作している方は農協職員なので、おもに仕事は夜か早朝である。だから、昼間に土手に穴があき水が噴き出していてもわからない。わたしは発見はしたが対処の方法がわからず、土でふさいでみても水圧で崩れるし・・・・近くの田を車で走り、最初に発見した人に「なんとかしてくれんか」と頼む。

すぐ、スキ鍬をもって軽四でかけつけてくれた「これはモグラじゃ」。モグラが犯人だそうである。だから吹き出しているほうの穴は放っておいて、田のほうをよくみると水が入る穴が必ずあるから、そこをふさげばすぐとまる。と穴を見つけて長靴でひと踏みしたら水は見事にとまった。

彼岸花の球根にはモグラが大嫌いな成分があり、田の土手を維持するには彼岸花を植えるのが一番ええ、薬もなんも使わんでええからのう。と教えてくださった。

吉部中学校にタマゴをお届けした。26日に3名の生徒を職場実習で終日農園であずかり一緒に仕事をすることをお引き受けした。ちょうど山大附属養護の実習期間で、重兼君も働いている日である。この日は4名の実習生が仕事をしてくれる。仕事はなんぼうでもあるが梅雨であり、雨の作業はつらいのでそれだけが心配である。これまで20年間の仕事ではできなかったことが少しずつできるようになり、やりがいを感じる。

福山市で掃除をされている山本さんは「神戸屋」という焼肉店の社長である。なんどか遠目に見たぐらいで親しく会話を交わしたことはない。福山YMCAの梶原館長とはなんでも話しができるお付き合いをさせていただいており、その梶原さんが山本社長にわたしの鶏のことを話され「肉ができたら送ってください」とお電話をいただいていた。それで先日お届けさせていただいた。

各地からうまいという鶏を買ってみたけれど、しんあい農園の鶏が最高で、今後はお店のメニューに加えたいので具体的な話しがしたい。と嬉しいお電話をいただいた。6日、福山駅でお会いさせていただくようになった。よいご縁はよいご縁につながることを実感。

01/06/02(土) 05:22 六さん(JAG07563)


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