JAG07563 六さん 6月15日しんあい農園日記

暑さを感じさせない雨あがりの一日だった。

朝7時過ぎ、県鴻城高校の藤野先生が来られた。綿田先生からわたしへの陣中見舞いと、藤野先生の家でとれたお野菜を通勤前に持ってきてくださった。

10群の鶏舎には平均8個の餌入れがあるから80個以上はある。それに一日300キロ以上の餌をバケツで入れる。タクロウ君と正志がペアでやると40分ぐらいでその全部の作業を終えてしまう。

午後から重兼君と餌を入れてみてくれんか。とタクロウ君に頼んでわたしは配達に出かけた。夕方帰って「どうだった」と尋ねてみたら渋い顔をした。重兼君が配餌車からスコップでバケツに餌をいれ、それをタクロウ君が鶏舎内に運んでいくという作業は、思いのほか時間がかかり2時間まではかからなかったが、午後の仕事はこれだけに終始し、重兼君はこの作業を終えてバスの時間がせまり帰ったという。

午後からやる仕事も多く、タクロウ君にしては不満だったようだ。でも産卵箱の新聞紙を換える仕事は完璧にできていると誉めた。重兼君が不得意な仕事と上手にできる仕事を判別してゆけばいい。タクロウ君が農園を後にしたのは午後8時半前だった。

先日の掃除協議会の席でわたしは、掃除の応用として家庭での整理整頓、とりわけ冷蔵庫を話題にした。賞味期限切れや、同じ種類のものがあったり、冷やす必要ないものがあったり、とかく雑然としておりそこから無駄が生じる。というようなことを、自分の経験として話しをした。

きのう下関の配達の最後は「浪花」の荒川さんだった。奥さまが「足立さんですよ!」と声をかけてくださると、高下駄の板前姿で荒川さんがタマゴを受け取ってくださった。小雨のなかを濡れながらトラックまで見送ってくださりながら。

わたしのお店では、毎日冷蔵庫のものを全部出してもう一度収納します。そうするとシイタケひとつが転がっていてもわかるのです。雨に濡れながら、このことをわたしに話しをしてくださった。

この浪花流整理術はおおきなヒントである。冷蔵庫だけでなく、机の引き出し、車のダッシュボード、バックの整理など・・・・いったん全部出してしまえば、それだけで整理になる。靴箱でも倉庫でもなんでもだろう。

方法がわかったら、それをやるか、やらないかで、本当にわかっているかどうかが決まる。

01/06/16(土) 04:25 六さん(JAG07563)


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