JAG07563 六さん 6月17日しんあい農園日記

 

正志とふたりで日曜の作業をした。当然であるがなかなかやりがいはある。昼は家内が朝つくって帰ったカレーライスを大盛りで食べた。正志はイビキをかいて横になり、わたしものど自慢をみているうちに寝ていた。

午後から餌を運んで正志はお店に帰り、わたしはひとりで作業を続行した。午後3時から衛星放送で新日本プロレスがあるので見ようかと思っていたら、断続的にお客さまが来園されテレビはおあずけとなった。

「油谷町の中島です。お元気ですか!」と初老の男性が車を降りてこられた。たしかに面影はある。いまから15年ぐらいも前、油谷町議会会議録の契約をとるため町役場に通い続けた当時の議会事務局長さんだった。

数社がその契約をとるために通っており、わたしは地元山口県なのでなんとしても契約を果たしたいと懸命にアピールを重ねていた。でも「安くていい品物を求めている」と言われたときは思わず「プレハブの見積もりで総ヒノキの家はできません」と業者としてはあるまじき言葉をはいた。それが印象的だったようである。ご契約いただいた。

退職後のある日、KRY「熱血テレビ」で農園が放送されたとき、画面に映ったわたしの顔を見て驚き、いつか訪問したいと思っていたのがきょう実現できましたと話される。とても嬉しい時間を過ごすことができた。

鶏舎では鶏がおびただしい糞をする。特に夜間、止まり木にとまってする糞の量が多い。その糞を金属のがんぜきで土に毎日混ぜ込んでいる。すると糞はこなれて無くなる。かき混ぜないと湿気をおびて臭く固まる。混ぜることによりバクテリアの働きが促進され糞を分解していると、その道は素人であるがわたしは信じて続けている。鶏舎には臭いも糞もない。

その裏付けとなるようなことが「日本農業新聞」に載っていた。鹿児島で黒豚を250頭飼育している農家が、土着菌の働きで糞尿処理をしている。つまり、豚舎から糞尿を出したことがない。という事例報告があった。要は雑木林に住み着いている土着菌をあつめて入れ、かき混ぜるという方法である。時間をとってこの現場を訪問して勉強してきたいと思う。

夕食は疲れてなにもつくる気がしないので、カレーの残りだけですませたら、夜中から胃が重くなり寝不足であった。

01/06/18(月) 05:19 六さん(JAG07563)


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