六さん 6月20日しんあい農園日記

きのう大雨のなかを配達したとき、浪川さんの玄関にはいったらパンが焼けるいいにおいがした。まだあつあつのパンをいただいた。そのパンと好物の井辻ラーメンで昼飯を済ませ山口市にむかった。配達の後は自宅に戻り、散髪を済ませて農園に帰るという計画であった。トラックの燃料が少なかった。

垣内社長が炭火で焼鳥を計画されている。その器具をセットするのでランニングで汗をかいて掃除をしておられた。なんでも炭が高いといわれたので田舎の手配師「龍月園」の藤本さんに携帯で聞いた「カシ炭10キロはなんぼうで世話するか」と。垣内さんの炭は外国製であまりよくないと思う。しばらくして返事がありキロ300円は安くカシのいい炭が量も多く手にはいりそうである。藤本さんのネットワークは底知れないものがある。本人曰く「殺人以外ならなんでもやる」というから。

散髪の間は寝ることにしている。今回も足元に新聞紙を敷いてくださり「靴を脱いで寝てください」と促されてしっかり睡眠をとった。

帰りに給油しなければエンストするかもしれないと思ったが、財布を農園に忘れており、散髪代も家内に出してもらった。なんとか走れるだろうと農園に向かった。事実なんとか秋山スタンドまで帰った。給油したら68リットルで、あと2リットルしか残っていなかった計算になる。ギリギリであった。ところが、給油のあとからエンジンが始動しない。スタンドは少し傾斜があり、その傾斜のせいで到着して少ない燃料がかたより、ガス欠状態になったと判断した。

トヨタの岡本店長に聞いたら「手帳に対処方法がある」といわれるので老眼鏡をかけて目次をさがしたが「ガス欠」についての項目がない。しばらくして工場長から電話がかかり、電話で手順をききながらキャブにはいった空気を抜く作業をした。でもあと一歩のところが理解できないので電話はあきらめた。スタンドのおばさんが電話で手配してくれたおじさんがやってきた。タマゴのお客さまで地元の仕出屋で包丁を握っている板前さんである「20年前までは整備をしていた」と怪しげなことを言いながらも、その方が言われるとおりにしたら見事にエンジンはよみがえった。わたしの不注意で夕方の忙しい時間に大勢ご迷惑をかけてしまった。

夕食のとき電話が鳴った「らかんです!」。らかんさんは、緒方恵美子さんであり、神奈川掃除の会であり、故郷は萩市で、唐戸魚市の松村専務の同級生である。もう長いあいだご主人の仕事でマレーシアに滞在されており「らかん」はパソ通の愛称である。

いま帰国し横浜の自宅におられるが、23日に萩市に里帰りするのでタマゴが手に入らないだろうかとの電話である。いつもマレーシアで農園日記を読んで声援を届けてくださるので期待に応えることにした。23日の最終便で宇部空港なので、そこにタマゴを持参することにした。

01/06/21(木) 04:30 六さん(JAG07563)


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