JAG07563 六さん 6月23日しんあい農園日記

 

宇部掃除に学ぶ会の朝をむかえた。雨である。掃除道具は農園で参加者110名分が整えられ我が家に運んでいる。もうハイラックスで一回では載せきれない量である。130リットルのおお鍋とガスボンベなどをわたしが載せて先発し、正志が残りの道具を後から運んでくるという運搬方法をとった。

会長の山根さんのパワフルぶりは周知のとおりで今朝も笑顔で元気満々。副の宮川さんが最近リダーシップをとられるようになり、遠目に見ていても安心感がある。旅行会社にお勤めで添乗が多いので、みなさんに的確な指示を与えられる動作がいい。またその笑顔もいい。修業のような掃除では楽しくなく、広島掃除の会がかもしだしているなごやかさがいいと思っている。

わたしは男子トイレを掃除する班のリーダーをさせていただいた。いつもリーダーなので課題は「場慣れ」である。初参加者に対しての説明は慣れてしまい。そこまでやるのか・・・という落しどころも心得ている。これが場慣れの末期症状である。その日の言葉で説明していくには、一ヶ月の自分自身、毎日の取り組みがなくては言葉が見つからない。

中学生が「落ちた!」と便器の小さい汚れが落ちたことを喜んだ。わたしも便器を覗き込み「おっ、すごいの・・・・どう思う?」と尋ねてみたら「きれいになったまわりが汚いのが見える」という。ここは大切なところである。わたしは全体に聞こえるように大きな声で説明した。「全体を乱暴にきれいにするより、一部分を丹念に磨くほうがいい。時間がなくてもそのほうがいい。そうすると、汚れているところ全体が浮き彫りになる」と。これは鍵山先生直伝である。

家内は食事班でおにぎり120個×3種類と豚汁をつくり運びこんでくれた。家内も月一回、鉢巻きを締める日がありいいことである。

昼前に農園に戻ると、広島から掃除仲間の奥田社長がご長男と友達6名でバス釣りに来ておられた。あいにく連日の豪雨で川は増水しており釣果はなし。仕出屋で弁当をとり歓談しながらくつろいでいただいた。

タクロウ君と正志は大雨のなかで鶏の世話をしてくれる。「重兼閣下がいないと大変です」とお休みの重兼君のことをタクロウ君が話題にしてくれ大笑いした。辛い仕事のときはジョークが一番元気が出る。

夜8時前、マレーシア在住の緒方恵美子さんが萩市の実家に帰られるので宇部空港に着いた。わたしはタマゴと鶏肉でお迎えした。いま現地は連日35度の猛暑だそうで、少し痩せておられた。「松村クンや上田クンにあいたいね」と言われたので、松村クンが火曜に農園に来られるのでセットすることを約束した。唐戸魚市場、ふくのセリ人の松村専務を「松村クン」と呼ぶのは彼女ぐらいであろう。

きょうは沖縄戦終結の日。

01/06/24(日) 04:58 六さん(JAG07563)


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