JAG07563 六さん 6月28日しんあい農園日記

 

朝、外に出てすぐに鶏舎に向かった。土がどう変化しているかとても気になった。ドアを開けた瞬間熱気がからだをつつみこんだ。まちがいなく温度があがっている。スコップで土の山を掘ってみると水蒸気のような白い煙が舞い上がる。手を添えると熱い。

鶏舎に一年間も堆積した鶏の糞が、山の土と水で分解というのか醗酵というのか、それをはじめた。10数個の山にしていたが、その山をスコップで切り返して全部移動した。もうサウナ状態で全身汗である。

養鶏の本によると床の消毒薬がいろいろ紹介されている。その薬に頼る消毒ではなく分解熱で雑菌をなくしてしまう方法であると思われる。温度計をはずして山に差し込んでみた。50度まで表示があるがじきにふりきってしまう。測定できる温度計で計る必要があるが、60度から80度の間ではなかろうかと思う。この温度が下がったとき、糞や雑菌は完全に土になっていると思ってよい。朝6時すぎ、大雨にうたれたような汗を流すためにシャワーをつかった。

きょうは夕方の予定があるので早めに下関の配達に出た。重い雨雲があるので着替えも積んで。下関市内の移動中は豪雨で、配達先についたら雨がやむという繰り返しで濡れずに配達を終えることができた。トヨタの岡本店長ご推薦で、軽四のワンボックス(新古車)を購入。暑い時期、正志のハイラックスでは温度が気になるのでこの軽にした。わたしのハイラックスを点検に出して軽で帰った。中古とはいえ走行は2900キロしかなくまるで新車である。軽とは思えない走りで農園に戻った。

広島からレストラン関係者4名が来園されていた。家内の手料理で鶏肉とタマゴ料理を食べていただくという目的である。今回、鶏刺はやめた。処理場でサルモレラ汚染されていないという保証はないからである。宮崎の馬場さんがつくった有機野菜と鶏肉料理を味わったいただき満足してくださった。サルモレラが心配なら「鶏しゃぶ」がいい。と教えてくださった。鶏肉の表面積が大きくなるような切り方をしてお湯にさっとくぐらせ、レアで食べると問題はない。そう教えてくださった。農園の鶏は生が一番うまいとわたしは感じていたので、この方法は参考になった。

朝から力仕事をやり、配達でも結構な距離を走ったので寝ることにした。今夜は後始末は家内が泊まってしてくれる。01/06/29(金) 04:37 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |