JAG07563 六さん 7月6日しんあい農園日記

 

雷雨の夜が明けた。河原が見えるほどだった川が増水して濁流が音をたてている。一晩で様相がかわるほどの雨量だった。

朝礼で確認すると結構忙しい一日である。レストラン サルワーレ、吉部中学校、サンセリテと配達して帰るともう11時である。午後からお掃除仲間の奥田社長が魚の仕入れについて、唐戸魚市場の松村専務と商談をしたいと連絡があり、3時に農園でということになった5名である。お泊まりなので朝食のパンを買いに山口市内に向かった。最近、パンはサビエル カンパーナがお気に入りである。

あと10分でそのパン屋に着くというとき携帯が鳴った。タマゴのお客さまで、美容室オーナの糸賀社長であった「農園の鶏肉を友人に差し上げたらたいへん喜ばれて、ぜひあなたに会いたいといわれている。サビエル カンパーナの沖社長に連絡してくれ」と携帯番号を教えてくださった。

すぐ連絡した「あと五分で着きますが」。沖社長はあまりの展開の早さに、わたし以上に驚かれた。実は糸賀社長は数日前から沖社長とわたしを引き合わせるためにご尽力くださっていた。タマゴのお客さまも大勢ご紹介くださっている。「人を助けるなら 助かるまで」というモンゴルのことわざがあるが、その心意気を糸賀社長から感じた。

沖社長はサビエル記念聖堂の真下でフランチェスカというお洒落なホテルや、レストランを経営しておられ、そこで農園の鶏肉をぜひ使いたいとわたしをまっておられた。それにしても不思議なご縁である。パン屋に車を停めて鶏肉の商談をしょうとは夢にも思わなかった。

食にこだわっておられる沖社長がシュークリームなど、ご自慢の品をテーブルにおいて「どうぞ!」とすすめてくださった。甘いものは一年に何度かしか口にしないがいただいた。食べることがいかに大切なことか、社長のおもいを聞かせていただきながら「そうだ そうだ」と相づちをうちながら聞かせていただいた。近々、農園家内の鶏肉料理を食べに行きましょう。というところで思わぬ商談は終わった。

3時、奥田社長が5名で農園に着かれた。松村専務のセッティングで彦島のお洒落な居酒屋で会食になった。当然、魚がメインであるがそれを上手に、女性好みに出してくれるいいお店で、ビール、焼酎、冷酒に泡盛とわたしは商談に関わらず飲み続けた。農園に9時ごろ帰り、今度は家内の手料理と鶏肉で飲みなおしをした。忙しい一日であったが内容の濃い一日だった。何時に寝たのか記憶がない。

01/07/07(土) 05:07 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |