JAG07563 六さん 7月9日しんあい農園日記

きょう嬉しかったことは、下関のフルートちゃんこと、川本さんからメールをいただいたことである。先日の彦島中学校でも姿が見えないし、めだかの合宿も欠席で心配していた。メールは「しんあい日記」を読んで「気」のことをを感じた。頑張ります。という内容だった。

昔、ハイキングに行った山奥で道端でおじいさんと立ち話をした「この標識は、もう何年も前からたっているが倒れない。それは、人が見てくれることがわかっているからだよ。誰も通らなくなった道の標識はすぐ腐ってしまう。家でもそうで、いくら古い家でも生活しておれば崩れないが、空き家になるとすぐ痛んでしまう。「気」があるとわたしは思う」そんなことを聞いた。

立腰教育の西本先生のご著書を藤野先生が届けてくださっていた。「共育に邪魔するもの それはメンツ」という簡易製本の冊子である。それを読み終えた。森信三先生に薫陶を受けられ、本の内容はどこを切り取っても「そうだ」と共感できた。特にある中学校に西本先生が着任され、壊れたトイレの修理、トイレ掃除、生徒の履物を揃える。それを実践していたら森先生が「西本は当初予想していたより30倍も教育がわかっている男だった」と言われた。そんなくだりがあった。本も装丁ではない、本文はワープロ文字で簡易製本。でも中身は輝いている。メンツは要らない。

韓国釜山の李先生とご縁ができた15年ぐらい前から「西本先生」「森信三先生」というお名前は聞かされていた。李先生が尊敬されるおふたりである。わたしには生涯縁はない人だろうと聞き流していたおふたりが、いまは身近に感じる方となった。そして藤野先生の吉部でわたしが生活をはじめることになろうとは・・・・・ご縁はどう織り込まれるかわからない。

6月3日、うこっけいが21日抱いたタマゴが一個だけ孵化した。誕生したのは薩摩鶏のヒナである。メスはひとときもヒナから離れず大事に育てていることが傍目からもわかる。しかし、一ヶ月も過ぎるとヒナの体にシマ模様が出はじめ、純白のメスとは似つかない子供になった。決定的な出来事がおきている。夕方、鶏は高い止まり木にとまるが、羽根がないうこっけいは地面に座って夜を過ごす。それがヒナが止まり木にとまり出した。メスは自分にできないことをヒナがやり、側に行けないので夕方鳴き続ける。こっけいでもあり可哀相でもある。ピヨピヨと鳴くうちは、どの鶏もやさしい、これがコッコ コッコと鳴きはじめると順位を決めるために一度は痛い目にあわされる。

01/07/10(火) 04:37 六さん(JAG07563)


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