六さん 7月12日しんあい農園日記

朝4時すぎから叩きつけるような雨足になった。2時間ほどで川は濁流になりゴウゴウという音しか聞こえなくなる。たしか先週の木曜も下関の配達では大雨に見舞われたがきょうも覚悟をしなければならないと思う。正志は午後から100羽の鶏を処理業者に搬入の日でもある。農園の仕事を通常どうりこなすタクロウ君にもこの雨は辛いものになる。

きょうは午後6時半から下関で先日の彦島掃除の慰労会がある。なかなか農園をあけることができ難いが、夕方から家内が来てくれるというので、下関の配達を終えていったん農園に帰り、電車で下関に向かうという日程である。家族の協力でわたしは動くことができる。

敦子さんがお店から来てくれ、早々に準備をしてもらって農園を出たが、国道に出たところで事故が発生しており、小野田を迂回することになる。早く出たのに迂回するハメになった。

下関配達のあいだ雨は降り続けた。身体は濡れても商品のタマゴを濡らすわけにはいかない。最後は美祢市内の三軒で終わり、山越えして農園に戻ったが、山には霧が出ており日中なのに視界が悪かった。

宇部からは山根さんと中島さんが下関に参加する。山根さんと都合があい一足先に焼鳥でビールを飲もうということになっている。5時に下関駅で望月さんとも合流して待望の大島屋に行ったが休業日であった。しかたなく唐戸の居酒屋でゴーヤチャンプルを肴に生で乾杯。生2杯を飲んで会場に行った。

みなさん仕事帰りで来られたが、我々3名はすでにエンジンがかかっていたので場はいっきに盛り上がった。お掃除仲間のこのテンションが激しい。トヨタの岡本店長がモンゴル式乾杯を何度も指導され、その都度清酒を飲み干すから酔い早かった。この酒は農園一周年記念で鍵山相談役からたくさん届けていただいた清酒で、朝ファックスで「今夜、下関で一部飲ませていただきます」とおことわりした酒である。

宴たけなわの8時過ぎ、山根さんたちは9時50分で帰るというのでわたしはタクシーで駅に行った。九州が大雨で40分程度の遅れで一時間近く蒸し暑い構内で電車を待った。配達のときトヨタの岡本店長に「徳山で自然薯の村田さんとい人物がおられるから、機会があれば一緒に泊まりに行きましょう」とお誘いした。しばらくして携帯に岡本店長から「その村田さんは友達の兄で、父上のお葬儀にも参列しました」とメールが届いた。村田さんと酒を飲もうというだけではない。彼が徳山に掃除の会が誕生することを願っておられることも飲む理由である。そんなことを思い出していた。

8時に下関を出て、農園に帰ったら10時を過ぎていた。朝4時からの長い一日であったが充実していた。

01/07/13(金) 05:00 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |