JAG07563 六さん 7月15日しんあい農園日記

博多の山笠が中継されると知って、朝4時前からテレビを観ていた。観る者までも心がひとつになるから祭りは好きである。

数年前、ある会合で9月に熊本に行ったとき藤崎宮大祭に遭遇した。「おうたー!おうたー!」の掛け声、ラッパや太鼓を打ち鳴らし、チームの先頭を歩く馬を追いまわす。以前は、この馬に酒を飲ませ、青竹で血が出るほどたたいて観客の群集のなかに暴れる馬を入れていたそうである。午後2時ごろから5時、最後のチームが通過するまでホテルの前でこの祭りをみて興奮していた。翌年もその次も祭りを観に熊本に行った。

加藤清正が朝鮮を滅ぼした、それで「ぼした祭り」と呼ばれてきたが、国際感情を考慮して「藤崎宮大祭」という。誰も朝鮮を滅ぼしたから嬉しくて祭りをしているのではなく、この祭りにハマッているのだと思う。

ただ騒いでいるのではなく、その演技は採点され優劣が評価されるので、各チームは一年間練習を重ねる。つまり、祭り一日のチームワークが勝負ではなく、しきたりのなかで積み上げられる、そのことに意味がある。

日曜は、日ごろ3人でしている仕事を2人でやる。正志が7時過ぎに来たので早々に仕事にとりかかった。祭りを観た余韻で元気がわいている。

7時半から12時まで、2人でタマゴを集め、それを検査して箱詰めにする。タオル一枚が汗でグッショリするぐらい暑い作業になった。11時ぐらいから部屋にクーラを入れ快適にしておき、昼飯を食べてすぐ10分ほど寝る。正志もイビキをかいて寝ている。

午後から餌入れや、午後から生んだタマゴを集めることなどたくさんの仕事がある。一日も休まずにこの仕事ができる体力、健康に恵まれている。

3時ごろ、小野田市で子供たちと父兄の読書会一行が見学に立ち寄られた。個人のお宅に3000冊の絵本や童話など蔵書があり、それを親子で楽しむ会と説明を受けた。マイクロバスとマイカーで40名近くが訪れてくださった。「どうして農園をお知りになられましたか」と尋ねると。年末、レストラン サルワーレで「しんあい農園たまご料理」を食べておいしかったので聞いていました。と言われた。朝からの疲れがいやされる言葉であった。

夕方、渡辺バラ園さんが「はがき随筆」同人の萬代さんを伴なって来園。わたしは農園を留守にして配達に出ていた。お会いできてよかった。帰られて家内が夕食の材料をもってきてくれた。

01/07/16(月) 04:58 六さん(JAG07563)


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