JAG07563 六さん 7月16日しんあい農園日記


家内が泊まったのでアサリの貝汁だった。きょうは一日動きづめになるので、ご飯もしっかり食べた。

8時ぐらいから、掃除の山本さんが橋付近の草刈りをはじめた。昨年も驚くほどの面積を刈ってくださり、ありがたかったが、ご本人はそれで長年の腰痛から開放されたと喜んでおられる。今年も山本さんの草刈りがはじまっている。

農園の建築を請け負っていただいた永本建設の永本社長が一年の点検に来てくれた。数年前、自宅を建てたが一年点検などなかったので嬉しかった。永本さんが滞在中、願王寺の西村住職が薩摩鶏を返しにこられた。きのう開会した「きらら博」の動物コーナに薩摩が参加した。炎天下の会場から農園に戻り嬉しそうにかっぽしている。

西村さんが帰られると、萩掃除の会 榎谷さんが先日行った掃除の道具を返却にこられた。今回は萩市営球場をされたそうで、月一回のペースで着実に動きはじめている。

きょうは鶏の一群を処理に出す日である。午後3時までには持ち込まねばならない。それでわたしが正志の配達範囲を担当した。1時半ごろ農園に戻ると、タクロウ君と正志が全身汗でほぼ鶏の捕獲を終えたところだった。わたしはすぐにタマゴを集めてお店に向かった。2回目の宇部市内向けは眠たい。積んでいるタマゴの発送が急ぐので寝るわけにも行かず走って、もう眠けの限界に達したころ広島の中村さんから20日の打ち合せが電話であり助けられた。4時に農園に戻り、鶏を出した鶏舎の掃除をはじめた。

20日の一周年準備が進んでいる。3時からのコンサート。6時からのパーティー。わたしの胸のうちではこれは「供養の祭り」である。18日に供養祭を吉部八幡宮で仕えていただく。一年歩んでこられたことは、鶏の命をいただいて歩んできたことに間違いない。その供養をするのが一連の一周年記念行事である。きょうもカゴに詰められ農園を出ていく鶏を見送った。

この群は特に思いでがある。産卵をはじめたころ喧嘩が多く、毎日のように尻から血を流して死んでいく鶏がバタバタと出始め、ついにクチバシを焼き切るという最後の手段を講じた群である。どこに連れて行くのだろう・・・・そんな目でわたしを見るクチバシの短い鶏たちを見送ることは胸が痛む。そんな鶏たちに精一杯の供養をさせていただこうと思う。

20日が近づくにつれて、わたしの一年のお礼の気持ちは支えてくれた人と鶏に対してという思いに変化をしてきた。

01/07/17(火) 05:23 六さん(JAG07563)


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