JAG07563 六さん 7月19日しんあい農園日記


祭り二日目。

照美が農園に泊まった。朝、メイボで味噌汁をわたしがつくり「おいしい」と食べてくれた。すこし残ったので捨てようとしたら「昼に食べるから、もったいない」と言う。いつのまにかしっかりものになっている。「ちゅらさん」を衛星放送で早く観て、小郡駅に三田市から駆けつけてくれる香山君を迎えに行ってくれた。

香山君(推定35歳ぐらい)とは長いつきあいである。神戸の震災でもわたしのよき相棒で活躍してくれ、その後に屋久島も一緒に歩いた。身体は大きいほうではないがスタミナ抜群である。大学時代にも屋久島に行っている彼は、フェリーから降りてテクテクと宮之浦岳山頂まで3日、野宿をしながら歩いている。冬だったので山頂には1メートルぐらいの積雪だったと簡単に言う。

農園で手伝うことがあればやります。と新神戸始発でやってきた。わたしは下関配達の木曜なので香山君を農園に残して出た。そうそう、出る前に立派なオスのカブト虫がいたので大新食堂の子供にお土産と思って持っていった。

いつものコースで割烹浪花をから配達をはじめた。浪花の奥さまは「日記」を読んでおられるようで「どうですか祭りは」と声をかけてくださった。今週は雨がないので楽に配達。美祢市まで配り終えたら4時を過ぎていた。

農園に戻ると、香山君が腰を曲げて歩いている。よく見るとタクロウ君もそうである。香山君は化粧品販売が仕事なので、農園の体力仕事で腰が疲れて敬老会スタイルになっており、タクロウ君は釘を踏み抜いて歩き辛いことがわかった。香山君らしくもなく口をあけてゼイゼイしている「もうクタクタですわ」を連発している。手にはマメをこしらえていた。わたしもよくマメができていたが、もうそこは硬くなり、少々のことではマメはできなくなった。スタミナの香山君の疲労困ぱいぶりが可笑しかった。

風呂に誘い、近くの天宿温泉にいった。ぬるめの露天で一日をふりかえった。朝から祝電が届いたり、携帯やパソコンにお祝いメールが届いたり、野菜やビールが届いたり、それは大勢のみなさんがさまざまなかたちで声援を届けてくださっている。明日は農業委員の小林さん、吉部八幡様の野村先生、龍月園の藤本さん、対岸の3軒のみなさん、掃除でご縁ができた河村代議士ご夫妻、タマゴのお客さま、それに掃除の会のみなさんがたが大勢集まってくださる。これだけ大勢のみなさんから声援をおくっていただける幸せを肌で感じた祭りの二日目であった。

夜は、鶏しゃぶを家内がつくってくれ香山君と話しをしていると、われわれ共通の知人、震災でご縁ができた神戸の福原さんからも「おめでとう」電話があった。香山君が電話に出たので驚いておられた。

01/07/20(金) 04:47 六さん(JAG07563)


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