JAG07563 六さん 7月23日しんあい農園日記


朝食が欲しくない。でも食べておかないとこの暑さでは体力が維持できないのでかるく食べた。正志が着いた7時半ごろにはすでに陽射しがジリジリ照っていた。正志たち家族はきのう下関に遊びに行ったという。遊びといっても午後2時ごろまで農園でタマゴを集めていたし、長府の冷蔵庫の鶏肉を整理もしたらしいから、遊ぶほどの時間はなかったであろう。

わたしも前の仕事を創業したとき、子供3人と遊びに行ったという記憶は一度しかない。家内がおかあさんの看病で実家に帰ったとき、徳山動物園に行ったような気がする。

5時に海響館に着き「6時までです」と告げられて、1時間だけ水族館を楽しんだようで。そのあとは、せっかく下関なので唐戸魚市場の回転寿司に行ったら、待ち時間が1時間半といわれ、宇部まで帰りサンセリテで遅い夕食になったという。サンセリテでは農園元気タマゴがプリンなどで活躍していたらしい。

昼、どうも食べる気がしない。家内がつくったチキンカレーは正志に食べさせて「ところてん」を食べることにした。夏ばてかと思ってビールを飲んでみたらうまいのでそうではないと思った。午後から餌を入れて湯田まで出て、久しぶりに温泉にはいった。

わたしは感情の起伏が多いほうで、まだ血の気が多いところがあるが、正志は家内に似ているのか温和なほうである・・・と思う。その彼がめずらしく「おかしい」と感情的な言葉を出したのは、先日、宇部養護学校在籍の家族が農園に来られ「夏休みに高等部3年の息子の実習をお願いします」と頼みに来られたことである。山大附属養護の重兼君は、この25日から実習に通ってくる。わたしも「おかしい」と感じたのは、学校、教師が動いていないからである。山大の場合は、進路指導や担任の先生が、この山奥まで何度も打ち合わせにこられ、メールもやりとりして実習がはじまる。連絡ノートも活躍する。

しかも教師から「就職見込みのない作業所にはなるべく行かないよう」と言われたというから正志も腹がたつ。彼は7年、福祉作業所で障害をもつ人と働いてきた。だから、こんな無責任な学校側の対応は許せない気がするのであろう。

実習は受けよう。ただし、それが就業という図式ではなく、あくまでも実習ということで了解していただければ。そう正志と話し合いご返事をした。8月後半からはじまることになった。学校からはなんの連絡もない。この学校の先生は楽でええ。

01/07/24(火) 05:01 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 |

2000年 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |