JAG07563 六さん 8月4日しんあい農園日記


7月20日、山根さんのご案内でT君とご両親がコンサートに来られた。事前に話しを聞いていたのでご挨拶をした。T君は「もやもや病」を患い2度、頭の手術をされ、いまは職場復帰するために病院にリハビリに通っているという。

そのT君とご両親が7月の掃除に参加をされた。お母さんはわたしの班で、初めての掃除の会でも臆することなく積極的に掃除をされた。ひたいに玉の汗をかいて。T君のことが気になりはじめた。

山根さんに「もしよければ、農園で軽作業をリハビリで受けましょうか」と言ったのがきっかけで、病院のリハビリがお休みの土曜と日曜、正志の車に便乗して通うことになった。正志も28歳である。

クーラーのない職場で、どちらかというと体力が要る農園なので「これは無理。疲れたから休む。それは早く言えよ」と促して、仕事は正志に指導をまかせた。福祉作業所で働いた経験が正志はあるので、よくT君をみながら細かい指導をしている。たとえば、われわれは立ち仕事であっても、彼を椅子に座らせて仕事をさせているところなどはベテランぶりを感じた。昼食を済ませ、午後の仕事を少ししてお店にタマゴを運ぶので正志は帰る、それでT君の仕事は終わることになる。

明日、萩市で恒例になった掃除の会が催されるので、河村隆子さんと榎谷さんが農園に掃除道具を借りにこられた。それは甘い香りがするメロンお土産にしてくださった。河村さんは目ざとくT君を見つけて「頑張ってね」と声をかけておられる。この気配りが隆子さんの人望の一端である。

萩市では、市役所の関係者が掃除に参加されるようになり、将来、下関、益田、宇部と掃除仲間の応援を得て、市役所のトイレ掃除をやりたい。そのために職員さんに配る小冊子を手配して欲しいと依頼をうけた。

夕方、糸賀社長がレストランのオーナーを伴なって農園に来られた。このオーナーは、レストラン サルワーレで「地鶏のカルパッチョ」を食べてそのおいしさに「肉はどこの鶏肉ですか」と梅田オーナに問われ、糸賀社長が「僕が知っているから案内しましょう」ということで来園された。家内の鶏料理を肴に鶏談義をした。そのことも嬉しいことであるが、糸賀社長がたくさん美容室を展開されているなかで「来年は言葉の不自由な若者を雇用したい。きょうはその子を連れてお店をまわりました」と聞いたことがなお嬉しい。

タクロウ君は「明日は10人で焼肉します」とセットを持ちかえった。正志が鶏3羽とビールを持たせていた。

01/08/05(日) 04:24 六さん(JAG07563)


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