JAG07563 六さん 8月8日しんあい農園日記


昼前に山口市内の配達を急いで済ませた。正志は宇部まで配達に行き戻ってきた。自宅から届けられた弁当を食べ終わり、ふたりで下関に向かった。

望月さんにご紹介いただいた税理士さんから指導を受けながら8月1日で法人化した。資本金300万円の有限会社である。今後、働いてくれる人が働きやすい場づくりをしておこうというのが主なねらいであった。社長は正志である。わたしの想いでは、一年間はわたしが舵をとりそのあとは全面的に任せるつもりである。まだ公表はしない。

往復の道中でいろいろ話しをすることができた。ふだん話しをしても飲みながらであると最後は尻切れトンボでになる。わたしが一年考えていたことも言葉に出した。農園は文化を発信したい。

タクロウ君の将来について。 ぼつぼつお母さんには楽をさせてくれ。養鶏は、農業はきれいな環境で夢がないといけない。そして、農園の母がいるということ。タクロウ君。重兼君。T君と変則的であるにしろ、これに正志とわたしが関わる動きがある。汗をかいたらシャツを着替える指示をだしたり、手や顔を洗わせたり、傷の消毒をしてやったりいろいろと直接仕事に関係ないことがたくさんある。それをこれまではわたしが気配りしてきた。けど、やっぱり農園の母がいる。その想いを具体的な話しとして正志に伝えた。

税理士事務所で打ち合わせしているとき携帯が着信した。宮崎の有機トマトをぜひ紹介してほしいと、そのトマトを食べたレストランの方からの電話である。さっそく馬場農場と打ち合わせをして手を打った。

22日は、久留米市内のレストラン関係者を徳山市の自然薯の村田さんにご紹介する用意も整っている。広島から奥田社長も同席されると思う。

この一年、大勢の人からさまざまなかたちで助けていただき、いまの農園がある。言ってみれば、これまでの人間関係貯金を使い果たしているようなものである。いま、わたしにできることは積極的にお役に立たせていただかないと残高がゼロになる。

夜、ひとりでワインをあけ法人化の祝いをした。

01/08/09(木) 05:10 六さん(JAG07563)

 

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