JAG07563 六さん 8月18日しんあい農園日記


きょうから20日までタクロウ君は福山市の実家に帰省する。少し遅れたお盆休みということである。今回も総領町のおじいさんを訪ねると嬉しそうな顔をしていた。

地元のSさんがいろいろな場面で農園を批判していることは知っている。聞いた人が言いに来る。しかし、面と向かっては言わないので「人から聞いたが」というようなことでSさんに真意をただすわけにはゆかない。無視してきた。しかし、その波紋が大きくなってきていることがわかった。

根拠のない噂話しを吹聴している高齢のSさんをどうしょうか。正志に「定期的にタマゴを、お世話になります」と言ってもって行け。と正志が外務大臣になった。そして「草刈り機の刃の研ぎ方も習ってこい」と付け加えた。外務大臣はそれを実行した。

きのう午後から二回「刃の研ぎ方を教えよう」と意気揚々と来られた。二回目は「もっと簡単な方法があった」ということで。それがきょうも、3時過ぎてシャワーを浴びて少し横になろうかとしているときに「兄ちゃんはおらんか」といきなりわたしの部屋のドアを開けたので驚いた。

「北風と太陽」の童話ではないが、力に対して力で押し返すとうまくいかない場合がある。人間関係は「好きか、嫌いか」極めてシンプルであり、好きな人がマイナスになることはやらない。相手がこちらを好きかどうかは別として、こちらが好きになる努力をすれば、わりと伝わるものだなあ。「うまく刃が研げたかどうか気になっての・・・」ニコニコしている。

目つきの鋭い関西弁の大男が最近タマゴを買いにきてくれる。鶏肉もお気に入りである。夕方来られた。「ワシの知り合いが屠殺場におるから、今度、あんたがまだ食ったことがないような肉を持ってくるから飲もう」と誘ってくれた。酒はこちらで用意するから頼むわ。という調子で決まった。農園の鶏もその場で数羽しめて内臓を食べようという。わたしの知らない世界を歩いてきた人と親しくするのは大好きなので楽しみが増えた。

毎週土曜の5時。近くの高校生がタマゴを10個買いにくる。可愛いお嬢さんで山羊と犬がお目当てで自転車で来る。きょうも300円もって時間どうりにやってきた。山羊も犬も大喜びである。

タクロウ君がいない農園の仕事は疲れる。7時過ぎに鶏を鶏舎に入れたら、もうなにもする元気がなくなった。タクロウ君の存在大である。

01/08/19(日) 05:02 六さん(JAG07563)


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