JAG07563 六さん 8月29日しんあい農園日記


「季節料理」の看板をだして繁盛している主が来られた。料理の勉強を正式にしたことはない。ただ本物しかお客さまには出さない。鮎やカニは高津川でとり、特に鮎は川でもどこで釣る鮎が季節ごとにうまいかまで知りつくしている。魚は床波魚市場に買いつけに行く。いのししはこの近辺の山で自分で獲りさばく。年間100頭近く獲るので猟師とはいつも衝突があるという。

鮎を食べにきたお客さまが「この塩で焼いてくれ」と塩持参の食通がおり、その塩がよかったからいまでも使う。それまでも悪くない塩を使っていた。その10倍は高い塩であるという。これだけの貝柱には静岡のワサビがいい。と教えてもらうとそのワサビを探して使っている。メバルは薄味がうまい。メバルに限らず、新鮮な旬の魚は濃い味ではもったいない。ほんとうにそうである。

で、ここの鶏肉を使いたい。生きた鶏を買って帰り、お客さまにレバーの刺し身などを出したい。きょうは糸賀社長に連れてきてもらったが、先日、ブライダルのハラダヤ社長がお店で食事をされ、鶏談義でここの名前が出た。そのあと、糸賀社長が鶏肉をもってきてくれた。最高にうまかった。それで現場を見たいと思った。これほど食材にこだわる方から取り引きを申し出ていただき嬉しかった。

午後、行政書士との土地問題打ち合せを終え、市内の大型銭湯に行った。農園では年中シャワーなので、たまには湯船につかりたい。塩サウナがありわたしは好きである。このサウナは入ると壁においてあるマットを自分でとり、それに座って塩でマッサージをする。入ると身体に刺青をいれたおじさんが座っていた。わたしはかねがね「泥酔・刺青の方はお断りします」という看板に疑問があった。泥酔はわかるが、刺青は風呂にはいっても悪くないと思っている。実際、いつも何人かは入っている。

おじさんが立ち上がり風呂を出るとき、尻に敷いていたマットを中にある水道で洗い流して重ねた。やりっぱなしのマット数枚も集めて洗って重ねて出ていった。刺青がなぜ風呂に入ってはいけないか。また疑問に思ってしまう。

先日、ヤマト便で鍵山先生にお届けしたタマゴが事故にあい、宇部の所長と電話で問答したが、そのままになって誠意が感じられないので、正志に「届けてくれ」とヤマトのホームページにわたしの気持ちを届けてもらった。夕方、所長とマネージャーという肩書きのおふたりが農園を訪ねてお詫びに来られた。メールを入れて一日も経過していない。来て今後の対応を約束してくださったので、それ以上わたしは責める気はない。わたしのほうこそ・・・と頭を下げて見送った。

01/08/30(木) 04:34 六さん(JAG07563)


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