JAG07563 六さん 4月2日しんあい農園日記


やはり4時前に目が覚めた。同室の綿田先生と宮川さんはよく寝ておられる。6時20分がリーダー集合時間であるが、暗い部屋でジッとしているのも長い時間なので、荷物をまとめて布団をたたんでフロントにおりた。

宇部からは綿田さん・宮川さん・高山さん・山根さん、それにわたしの5名が庄原に参加した。今月開催の全国大会(高知)には山根さん、高山さん、綿田さん、加藤さんが参加する。北京掃除に学ぶ会には高山さんが参加する。わたしは庄原まで出てくるのがいまは精一杯であるが、仲間がどんどん他流試合をして、宇部の掃除を活性化してくれるから嬉しい。

ご縁のまま庄原に来た。「ご縁」はわたしの場合は「好きだから」に翻訳される。近くでも大会は多く開催されているが、好きな会には時間とお金をかけてでも参加する。庄原の仲間とは3日酔いするぐらい大酒を飲み。だいたいわたしの酒での失敗は庄原や広島が多い。その親方が井辻さんであり、周囲には広島の仲間がいつもいる。そんな広島が好きだから、なにかあれば、なにができるかをわたし はいつも問う。

たった9ページの小冊子「心の中のふるさと」を受付けでいただき、もう何度も読んだ内容であるが、ソファーに座って読んでまた新たな感動の涙がでた。フロントのおじさんが話しかけてきた「北海道・三重県・鹿児島と日本中から掃除に来るんですね」と。このおじさんは悩んでいたのであろう。もう少し悩ませてやろうと思い「俺は、ブラジルまで掃除に行ったことがある」というと目が点になっていた。「なんでそこまでされますか?」と聞いたから「庄原の掃除に参加したらわかる」とだけ答えておいた。

気持ちが晴れ晴れするような2時間の掃除を終え、豚汁とオニギリをいただき帰路についた。みなさんよく寝ておられたが、橋田さんが運転しているわたしに宮島SAまでいろいろ話しかけてこられた。橋田さん、お住まいは小倉で、ご主人と松村専務とのご縁で下関掃除に参加されている。趣味は多彩で、乗馬、カヌーなどのアウトドア。地域の世話役を10年以上されていると聞いて「ほー」と驚いてしまう。結局、いまはお掃除で自分磨きをすることが一番楽しいと。

わたしになぜ掃除をしているかと問われた。それが最近は言葉にするにはもどかしいというか、自分でもよくわからなくなっている。しかし、あえて言葉にすれば、準備・本番・後始末をさせていただくなかで「楽をしたい」「手を抜きたい」というわたしの本性を見ることがよくある。それをせずに掃除を終えたときの充実感は、自分のわがままや横着心に打ち勝ったような爽やかさがある。そんな心境を話しをさせていただいた。

01/09/03(月) 04:47 六さん(JAG07563)


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