JAG07563 六さん 9月6日しんあい農園日記


5日の夕方ほのぼのとした光景をみた。記憶でなく記録しておこう。美祢市から吉部に山越えルートがあり、狭いが最短距離で走れる。頂上からお天気がいいと瀬戸内海が見渡せる。山すそまで狭い棚田が幾重にも連なる。

早い田では稲刈りがはじまっていた。その刈り終えた田のアゼに腰をおろしている老夫婦がいた。お尻がくっくほどより添って座り、一本の缶ジュースを飲みながら刈り取った田を眺めていた。「誰でも小説ほどの人生がある」と針灸師の村田さんが言ったが、そんな人生を歩んでこられただろうこのおふたりが眩しくみえた。

朝一番、朝礼前に全鶏舎に餌を入れる指示をだした。きのうは午後3時ごろ餌を入れた。「これで明日の夕方までは大丈夫」。しかし、きょうは午後から雨足が強くなると報じているので小雨のうちに追加した。タクロウ君と正志とわたしが全力で運べば、わたしがひとりで一時間かかる仕事が15分ぐらいで終わる。濡れたのは雨ではなく汗であった。

山行きの雨具に長靴を履いて下関の配達に向かった。落雷が一番苦手な犬は助手席に乗せた。荒川さんの浪花からはじまり、下関市内をいつもどうりにたいした雨にもあわずに配達できた。昼食は一時を過ぎていたが、朝から決めていたチャーシュー麺にニンニクを入れることも達成できた。犬は臭くないらしく平気で寝ていた。

3時ごろ農園に戻ることができた。この時間から雨足が強くなり、配達は無事タマゴを濡らすことなく終えることができた。新規営業先にファッスクや見積書を出したり事務的な仕事がだいぶはかどった。

6時半ごろ家内が来てくれた。明日は広島からレストラン関係者が数名お泊まりなので、今夜は泊まって朝から鶏肉をつかった「おでん」と鶏ご飯をタイマーでセットするという。わたしは魚が好物、今夜はサンマの焼きものと、ブリをフライパンで焼いてくれた。山根さんのお土産、カルフルニアの赤ワインを一本飲んだ。家内はしきりに「臭い」を連発していた。

01/09/07(金) 04:26 六さん(JAG07563)


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