JAG07563 六さん 9月8日しんあい農園日記


お掃除仲間の奥田社長(広島)が、来月レストランをオープンされる。いまでもタマゴを毎月一番多くお買い求めくださっているが、今度は鶏肉でメニューをつくってくださると言われる。肉は内臓を抜いた「なか抜き」を使われるほうがコスト安いし、骨まで使うことができる。赤鶏の骨は味がいいので珍重されている。肉を骨からはずすには技術が要求されるので、正志がスタッフの女性に技術を指導することになった。

正志は半月ほど鶏肉処理業者でとても懇意にしてくださる、長府の田中食鳥に通いその技術を指導していただいた。今回は指導する立場になるので、レストランキャプテンのマスターに2時間、数羽の鶏をさばきながらキャプテン流の解体も勉強して備えた。専用のナイフや刃を研磨する道具も揃えた。わたしはビールを冷やして備えた。

昨夜、午後7時に北川部長の運転でギャル2名が農園に到着。明日の研修にそなえて農園で泊まっていただく。もう腹ペコで到着を待っていた。今回は鶏肉を贅沢につかって「おでん」、鶏の「炊き込みご飯」、ササミの「サラダ」などを家内が朝からつくってくれた。とくに「おでん」は最高の味になり、鶏肉がとても柔らかくなった。その料理を食べながら飲んだ、飲んだ。

朝、少し二日酔いで4時過ぎにおきたらみなさんも起きて「なにかお手伝いしましょう」としきりに言われるのでギャルは犬の散歩。部長は15日に若鶏が入る鶏舎の床をスコップで切り返していただいた。床の温度はバクテリアで70度ぐらいにはなり、蒸気が立ち込めている。部長は手にマメができた。

正志と一緒に研修会場に向かったのは朝8時。設備が整っている南風泊の活魚センターの広い厨房を松村専務にお借りして、村田美津子さんや中尾常務にお世話になったという。正志が全部を終えて帰ってきたのは5時半を過ぎていた。本気でやったという顔をしている。

その正志が調理した鶏肉で焼肉を企画していた。6時が開始時間である。家内はタクロウ君の好物レバーやホルモンを買い込んで準備をしている。掃除仲間が集まった。地元の藤野先生。かわいい村上輝晃君とご両親。山根さんと田舎さん。農園ファミリーである。「これだけも食えるか?」とわたしが心配した鶏肉は全部みなさんの胃袋におさまった。味は塩とコショウだけであるが、炭焼きでまたおいしく、また酒をドンドン飲んだ。山根さんが帰れないぐらいに酔ったので「泊まりなさい」とうながして、田舎さんも帰れないないのでご主人に連絡。また赤ワインをあけて部屋で飲んだ。

胃と肝臓を酷使した二日であった。しかし、北川部長たちからは開店に向けての真剣な気迫を感じ。掃除仲間とは内容の深い話しもできた。久しぶりに愛犬3頭も農園にそろった。タクロウ君には家内が日曜の朝食を持たせていた。

01/09/09(日) 05:56 六さん(JAG07563)

 

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