六さん ９月１３日しんあい農園日記

きのう散髪に行った。

話題はアメリカである。わたしは報道を見てアメリカと日本の差をおおいに感じた。それは、各州から続々とニューヨーク入りして現場に向かう消防車に「ありがとう」というプラカードを掲げて歓迎する市民であった。

神戸で震災がおきたとき浜山小学校避難所に滞在してお手伝いをした。全国から自衛隊、消防車やゴミ運搬車が集まっていた。ゴミ運搬車は、体力の限界まで働き、帰るときには神戸のゴミを満載して各地に帰っていった。

消防もそれは活躍していた。だいぶ経って水が、ガスが、電気が復旧しはじめた。電気が回復すると同時に火災がいたるところで発生した。全壊や半壊の住宅で電気が漏電しており火災になる。避難所の近くでもたくさん火の手があがった。印象的な火災は、小学校のすぐ近くで昼間に燃えはじめたときだった。たくさんの消防が来てタンク車にホースをつなぐ懸命な作業がはじまった。集まったのは全部他県の消防であった。

連日連夜の消化活動のせいか、消防士がひとりホースを担いだまま走れなくなって路上に座った。野次馬から罵声が浴びせられた。消防士はたちあがりやっとの足取りで作業を続けた。わたしは、体力の限界まで消火にあたっているその姿に感動の涙が出た。そんなことを散髪のおばさんに話しをした。

木曜は下関に配達がある。先週も、その前も木曜はみちしお食堂のとなりのラーメン屋でチャーシュー麺を食べている。わたし好みである。ニンニクを少し入れて。で、先週も家内が木曜に農園に泊まりに来た。きょうも夕方からイワシを買い込んで、それを農園でダンゴにして鍋をつくってくれた「いつもニンニクを食べているのか」と聞く、わたしはわからないが部屋中が臭いという。

もう白菜が出る季節になった。

01/09/14(金) 05:25 六さん(JAG07563)