JAG07563 六さん 9月15日しんあい農園日記


深夜から雷と豪雨であった。朝は止んでいた。外に出ると雨に打たれて栗の実がたくさん落ちていた。もうすっかり秋である。

正志が農園に泊まったので、土曜と日曜、リハビリで通うT君はお父さんの運転で農園に来た。もう2ヶ月ほど通っているので来たらする仕事もわかり、朝から黙々と動いていた。

所用で九州に向かうことになった。農園で出たところで今朝350羽運んでくる中山育雛場のトラックとであった。運転手さんの目ざとくわたしのトラックを見つけて停まり、わたしも停めた「何日齢ですか」と聞いたら「110齢」と答えた。早ければもう2週間もすれば産卵をはじめる若鶏である。一年以上も鶏とつきあっているとそんな基本的なことはわかる。そうすると、次に淘汰るす群をいつごろにするか、タマゴの量との計算もできる。鶏の受入れはタクロウ君と正志が協力してやってくれる。

先日「モラ刺繍」の本を黒田先生の奥さまから送っていただいた。その本を、山口市でモラを勉強しておられる川浪さんに、次のタマゴをお届けする便に持っていってもよいが「嬉しいことは早いほうがいい」と、わざわざお届けした。それは喜んでいただいた。

掃除をするなかで「小さなことを積み重ねよ」と教えていただいている。前の会社の経営も、今回、農園もそうであるが、2年先とか3年先という経営計画のようなものはない。毎日、どうすれば周囲の方に喜んでいただけるか。という判断を積み重ねながら歩んでいる。いかにも頼りないかもしれないが、わたしにはこの生き方が合っている。

01/09/16(日) 05:57 六さん(JAG07563)

 


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