六さん 9月20日しんあい農園日記


世界を震撼させたテロ事件。日にちが経つにつれ世論がわかれてきた。「報復」がそれである。たしかにあれだけの無差別テロは歴史上はじめてのことであろう。もしわたしの愛する人があのテロで亡くなったらどうであろうか。と自問している。

犯人は殺したいほど憎いにちがいないが、その周囲、地域の人までをも巻き添えにしたくはない。世論が「報復」の大合唱になるとき、まるで東映の「仁義なき戦い」のように思えてくる。命をとられて悔しくて相手の命をとる。この構図からは平和は絶対に見えてこない。ベトナムでも湾岸でもおおきな傷跡だけが残った。

木曜は下関の配達で、寿司・割烹の「浪花」から配達は始まる。いつも忙しい昼食時間帯にコソっとタマゴを厨房にあずけて、ご迷惑にならないよう、いつもの場所においてある先週の空き箱を預かって引き上げる。その空き箱にハガキが着いていた「---実は楽しみがひとつあります。足立さんに届けていただいた卵の箱をあけたとたんに、農園の空気の香りがするのです。しあわせな気分になります・・・・」。トラックに戻って何度も読み返した。「タマゴに愛情を感じる」と言われた沖支配人。「農園の香り」と言われる荒川さん。ふつう見過ごしてしまうところに心が向く、その感性は当然「心」である。小手先の経営、生き方ではなく「心」が裏打ちしている。だからお店が繁盛している。

配達のあいだ下関の倉本さんに尋ねた「携帯で見られるホームページは作れるかね」。「誰が作るんかね?」「俺が・・・」「あんたじゃ無理じゃ」悔しいが大当たりである。もう新しいことにはついてゆけない50歳である。「今夜は時間があるからボクがつくろういね」ということで「しんあい農園日記 携帯版」が夜中に完成した。もう感激である。

http://homepage1.nifty.com/kuratch/snn.htm

広島リコーの中村さんと、下関の倉本さんに甘えながら「しんあい農園日記」を書かせていただいている。感謝ぐらいの言葉では意をつくすことはできない。ありがとうございます。

01/09/21(金) 05:10 六さん(JAG07563)


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