JAG07563 六さん 9月22日しんあい農園日記


毎月掃除の第四土曜をむかえた。

今回で3回目の原小学校に掃除道具を積んで5時半前に自宅を出た。寒いという言葉が出るような朝になった。

わたしは西村タミヨさんがリーダーの班にはいり男子便器を2時間磨いた。わたしの左が村上さんで右には加藤だった。三人とも便器に対して当然正面から向き合っている。加藤さんや村上さんの視角に入らない、ふたりが向き合っている便器の汚れがわたしの位置からは見える。それを裏返せば、わたしの視角にはいらない便器の汚れもおふたりからは見えるということである。自分のことは自分ではわからんという実例である。

そんなとき「加藤さん、村上さん、あなたがたはここが足りませんよ」と指摘したならばどうであろう。「足立さん、あなたは気がつかないだろうが、あなたも相当足りませんよ」とし返しがあるかも知れない。ああ、こんなことを生活のなかでやっているなー。と便器から教わった。

 

交流会を中座して早めに農園に戻った。お掃除仲間でスーパーを経営しておられる方からタマゴとお肉を検討したい。というお申し出がありお迎えに行った。家内はみなさんにおいしい昼食の準備を農園ではじめていた。茶碗蒸・たまご焼・鶏肉の炭火焼・炊き込みご飯・おでん・鶏鍋に鶏刺しとたくさんのメニューを用意してくれた。

美祢インターで合流して農園にご案内するとき、山越えの道で車が脱輪して停まっていた。ご夫婦が困った表情をしていたのでトラックのロープで牽引して道路に引き出した。お客さまの斎藤部長が「さきほど道を間違えて時間が遅れたが、このために遅れたんだな」と言われた。わたしはトラックで引っ張り、斎藤部長たちは脱輪の車をかかえた言葉である。掃除の仲間は、道に迷って延着しても、それをいいほうに受け取る術をもっておられる。

01/09/23(日) 04:46 六さん(JAG07563)


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