JAG07563 六さん 10月2日しんあい農園日記


家内が泊まった。秋、冬の服と夏物を交換した。農園に来ると実によく寝ている。わたしはこれからの営業展開などを考えはじめると目が冴えて寝られない。明け方、3時半ごろ最後の缶ビールを一本飲みほした。胃が悪いのは舌がザラついていたのでわかった。20代では仕事のストレスはすぐに円形脱毛として現れていたが、50歳にもなるとしたたかになる。いよいよ経営的に大きな転機をむかえている実感がして眠れない。ここで飛躍したい。

朝一番、九州で同じ飼い方、同じ鶏種を飼っている養鶏家に無理をいって千羽の赤鶏を電話で買い付けた。強気の買い付けである。2日後には宇部の冷凍庫にその鶏肉は入る。味はテスト済みである。鶏舎の建築も再開できた。正志は夕方、お掃除仲間のスーパーキヌヤさんと具体的な商談に行く。いよいよ貯えてきた力を全力で出す場面が来た。売り先、売る材料、人手と小さいながら駒はそろった。

昼前から山口市内に配達に出た。金木犀の香りがする秋真っ盛りを感じた。タクロウ君を紹介してくれた佐藤さんが福山市から来るというので、2時に小郡インターで待ち合わせた。3時には、山口銀行湯田支店長が9日にわたしが依頼されている講演の挨拶に来られると電話があり。前新さんにはわたしの似顔絵入りの名刺を3時から制作していただく約束もあり、週刊やまぐち の杉本さんはわたしを取材に4時に来られるという過密スケジュールになり寝ている暇はなかった。

前新さんは「きらら博」で1000人近い人の似顔絵を描かれたという。それを終えて、わたしと愛犬の似顔絵を描いてくださる。杉本さんは障害者教育現場におられたということもあり嬉しい出逢いになった。湯田支店長ともお会いできた。

タクロウ君には、あとのことはなんとかするから、とにかく佐藤さんと夕食をしたほうがいいから早く帰るようにうながした。

みなさんが帰られ、正志が萩のキヌヤさんから帰ってきた。タマゴと肉のお土産話しをウキウキしながら聴かせてもらった。正志も帰り、静かな農園でひとりサンマやイワシで夕食をつくりながらとてもおおきな充実感を感じた。それは幅広く多くの仲間ができているという実感であり、仕事が確実に展開している。ありがたくてしかたがない。今夜も満月が美しい。

01/10/02(火) 19:31 六さん(JAG07563)


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