JAG07563 六さん 10月7日しんあい農園日記


12日〜13日とフランチェスカの沖支配人と宮崎の馬場農場を訪ねる。支配人が感激できるであろう有機農業の現場がここにはある。 豚の糞尿を堆肥化してビニールハウスや石油を使わず、自然の営みで季節(旬)の野菜を作っている。

10時ごろ馬場さんに電話をした。レストランの残飯で豚を飼うのはできるか。わたしは、フランチェスカの残飯で堆肥をつくり果樹や野菜をつくり、豚も飼いたいと毎晩夢を膨らませていた。そんな営みにチャレンジしたい。そのチャンスは巡ってきたと思っていた。月330キロの残飯が一頭あたり必要で、黒豚ならもう少し多く餌が要る。それはおもしろい計画であるが足立さん・・・クソはどうするか。そんなことは分からん。分からんけれどこの農場広さならなんとかなるわい。

家内がわたしの母を連れて出雲に法事で行ったので、正志は午後から帰った。わたしは一馬力で餌を400キロ、各鶏舎に入れる仕事を一時から始めた。携帯が鳴った。「足立さん!!」電話は沖支配人からだった。あなたからいただいた書籍「ニンジンから宇宙へ」をいま読み終えました。わたしの人生が変わると思います。すごい感動です!と言われる。連休の午後一時は、フランチェスカは超多忙な時間である。その時間に「人生が変わる」という電話をされるのである。尋常ではない。受けたわたしは鶏舎のなかであった。「土に命と愛ありて」と申される元岡社長。食は命にかかわる。その食文化が280円の丼になってはいけない。正食、その営みから人は命をつないできた。その連綿とした営みを次の者に託していく責任がある。

わたしが農業を志したのは「ひとりが変われば みんな変わる」「一隅を照らす者は世界を照らす」と鍵山先生から聞かせていただき「変わってみたい」と願い続けた結果である。

沖さん、近くに青年海外協力隊でアフリカに農業の技術指導いった34歳の男がおります。残飯もなんとかなりそうですよ!「そこはどこですか!」「ああ、うるさいでしょうが鶏舎の中です」。もう嬉しくて夕方まで働いた。

01/10/07(日) 20:08 六さん(JAG07563)

 

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